千葉水害、半数以上が“ハザードマップの浸水エリア外”で起きていた ウェザーニューズ調査より

ITmedia NEWS Weekly AccessTop10

2026年08月08日~08月14日

ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は2026年08月08日から08月14日までの7日間について集計し、まとめた。

 先週のアクセス上位には、8月13日夜~14日未明にかけて千葉県を襲った集中豪雨関連の記事が複数入った。1位は、千葉市南部を流れる「村田川」のライブカメラが水没したとみられることを伝えた記事。河川を監視するカメラが水の中に沈むという、想像を絶する事態に注目が集まった。

千葉市南部を流れる村田川のライブカメラより。平常時(出典:国土交通省)
8月13日午後9時30分ごろの村田川ライブカメラ映像(出典:国土交通省)
8月13日午後9時40分ごろの村田川ライブカメラ映像(出典:国土交通省)

調査によると、被害の半分以上が“ハザードマップの浸水エリア外”だった

 水害への備えとして、ハザードマップを確認する人は増えてきている。河川の近辺に住んでいたり、過去に氾濫があったエリアに住む場合は避難所を事前に確かめている人も多いだろう。

 だが今回は、ハザードマップのリスクエリア“外”でも大きな被害が出たようだ。ウェザーニューズが千葉県内の約2万件の現地報告を分析したところ、被害報告の55.7%が浸水想定区域や低位地帯の「外」から寄せられていたという(令和8年8月千葉豪雨、2人に1人が浸水想定区域"外"で被災か 〜ウェザーニューズ、記録的大雨の浸水被害報告2万件を分析〜)。

ウェザーニューズ広報のXより

 この調査で照合したのは、河川の氾濫を前提とした浸水想定区域だが、今回の水害を起こしたのは、河川に加え、街の排水が追いつかない「内水氾濫」だった。一般的な下水道の処理能力は1時間50mm程度だが、1時間に100mmを超える豪雨が続いたエリアが複数あり、内水氾濫を引き起こした。

 筆者は住宅地の1階に住んでいて、自宅のクルマは地下駐車場にある。今回の事態を見て「内水氾濫にも備えなくては」と思ったが、何をどう備えればいいのかが分からない。

 クルマは何とか事前に移動させるとして、家は……土嚢でも買っておくべきなのか? リスクを感じたら早めに避難所に行くのがベストなのかもしれないが、自転車で10分かかる場所なので、降り始めてからでは遅いだろう。有効な対策が分からず、途方に暮れてしまった。

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