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ジャッキーとジェット・リーが夢の初競演――「ドラゴン・キングダム」本山由樹子の新作劇場

ジャッキーの酔拳とリーの棒術が炸裂する「ドラゴン・キングダム」が登場。手に汗握る両雄の直接対決は必見!

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ドラゴン・キングダム(Blu-ray Disc)

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 アクション界の至宝、ジャッキー・チェン&ジェット・リーが夢の初競演を果たした「ドラゴン・キングダム」が12月5日にBlu-ray Disc化。

 特典はオリジナルTVスポット、キャスト&スタッフインタビュー、NG集、削除シーン集、撮影秘話(中国発見:たぐいまれなロケ地/カンフードリームチーム/モンキーキングと八仙/デンジャラス・ビューティー/中国での撮影:横店撮影所)、撮影準備風景・絵コンテ集、ジャッキー・チェンとロブ・ミンコフ監督の来日映像など、約108分を収録している。

 現代のアメリカ・ボストン。マーシャル・アーツ好きのいじめられっ子、ジェイソン(マイケル・アンガラーノ)は、ストリート・ギャングに脅され、チャイナタウンのなじみの質屋を襲撃してしまう。そこで凶弾に倒れた老人(ジャッキー・チェン)から、元の持ち主に返すようにと如意棒を託される。

 ギャングに追われてビルの屋上から転落したジェイソンが目を覚ますと、そこは古代中国だった。困惑するジェイソンは酔拳の達人ヤン(ジャッキー)に助けられ、その如意棒が孫悟空(ジェット・リー)の物だと知る。ジェイソンは悪政に苦しむ村を救うため、石に封じ込められた孫悟空に如意棒を届け、彼を復活させることを決意。やがて美しい女剣士と僧侶モンク(リー)を味方につけ、孫悟空の復活を恐れる邪悪な将軍に立ち向かう。

 物語は「西遊記」「白髪魔女伝」など中国の古典や伝説にまつわる要素をメインに作られ、九曲川や黄岩の梅の庭園などで中国ロケも敢行、アジア文化をとことんリスペクトしている。監督は「ライオン・キング」「スチュアート・リトル」のロブ・ミンコフ。撮影監督は「グリーン・デスティニー」のピーター・ボウ。

 主演はアメリカ人の青年で、ジャッキーとリーはあくまで共演者。彼が2人の師匠と出会って心身ともに鍛えられ、成長していくというのがメインテーマとなっている。

 とはいえ、アクションシーンは興奮必至。アクション監督はユエン・ウーピン。ジャッキーとリーの直接対決は1度だけだが、2人が同じ画面にいるだけでアクションの魅力が増しているようだ。ジャッキーは「ドランク・モンキー 酔拳」を復活させ、僧侶役のリーもまたデビュー作「少林寺」を彷彿とさせる。しかも両者とも一人二役だから、ファンにとってはたまらない。

 ファンタジー、アクション、コメディといろんなエキスが詰め込まれているので、カンフー映画ファンならずとも必見です。

関連サイト:http://dragon-kingdom.jp/index2.html(公式サイト)

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