自宅警備はロボット掃除機で、Xrobot「MAMORU」が+Styleに登場
家を出たあと、ふと戸締まりやペットの様子が気になることはないだろうか。そんな時に役立つロボット掃除機が、Xrobotの「MAMORU」(まもる)だ。
家を出たあと、ふと戸締まりやペットの様子が気になることはないだろうか。そんな時に役立つロボット掃除機が、Xrobotの「MAMORU」(まもる)だ。
MAMORUは、ボディーの先端にカメラを搭載し、撮影した映像をスマートフォンなどのアプリで見ることができるロボット掃除機。シャープの「COCOROBO」にもカメラを搭載した機種は存在するが、MAMORUはアプリからの操作でカメラを上下に動かせたり、掃除中にもカメラを使用できるなど、より柔軟に“見守り”が行えるという。
掃除の機能も充実。マッピングなどの機能は持たないものの、底面には2つのメインブラシと長めのサイドブラシを備え、高さ87mmの薄型ボディーを生かして部屋の隅々まで掃除する。さらに底面後部にはモップを搭載。吸引と同時にふき掃除も行う仕組みだ。内蔵のリチウムイオンバッテリーで最長120分の動作が可能。およそ120m2までの家に対応できるとしている。
MAMORUは、ソフトバンクが運営するクラウドファンディング&コマースサイト「+Style」で9月中にクラウドファンディングを開始する。支援者への提供価格は6万9800円(税別)になる見通しだ。
Xrobotは、ロボット掃除機の生産台数で世界第2位の中国Shenzhen Silver Star Intelligent Electronic Ltd.(シンセン・シルバー・スター・インテリジェント・エレクトロニクス)のブランド名だ。日本では販売代理店のリプリが上位機の「inxni」(インクスニィ)を販売しているが、リプリの川粼洋子代表によると、「Xrobotは中国で多彩なロボット掃除機を製造しているが、日本市場で受け入れられる製品の傾向が分かりにくい」という。
そこで今回、クラウドファンディングを通じてデジタルガジェットの開発を促進する「+Style」のプラットフォームを活用して広くユーザーの意見を募ることにした。あえてMAMORUという日本風の名前をつけたのも試行錯誤の結果だ。「MAMORUをテスト的に展開し、ユーザーの意見をしっかり聞くことで、今後の製品開発につなげていきたい」(川粼氏)
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