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» 2007年04月27日 07時48分 公開

情報通信業界のCO2排出量は航空業界並み――米試算

調査会社のGartnerが、世界の二酸化炭素排出量の2%はICT業界関連だと指摘。環境へのマイナス影響を軽減する取り組みを行うべきだとしている。

[ITmedia]

 世界の二酸化炭素排出量の2%を情報通信技術(ICT)業界が占める――調査会社の米Gartnerは4月26日、こんな試算を発表した。2%という数字は、航空業界並みだという。

 ICT業界関連の排出量には、PCやサーバ、冷却設備、電話やプリンタなどの使用時の排出量のほか、PCや携帯端末などの設計、製造、配送時、ITや通信インフラなどでの排出量も含まれる。一方、PCおよび携帯端末以外の家電製品に関するものは含まれていないという。

 Gartnerでは、ICT業界に対する「より環境に優しく」との圧力が、今後5年ほどでさまざまな方面で強まると予測。一方、ICT業界はまだ企業の社会的責任や環境に関する方針を確立できていないと指摘する。GartnerはICT業界が取るべき方策として、まずICTが環境に与えるマイナスの影響を軽減するために、電力消費量の認識、仮想化などによるサーバやプリンタの使用台数の削減、冷却効率の改善などを提案。さらに、情報通信技術を企業の環境対策に活用できるようなプロジェクトに取り組むべきだとしている。

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