米IBMは4月12日、同社のBladeCenterサーバとSystem xサーバシリーズに、二酸化炭素排出量の少ない省エネモデルを追加したと発表した。新モデルはAMDとIntelの、最新の省エネマイクロプロセッサを搭載している。
同社によると、サーバの平均的な消費電力1キロワット当たりの二酸化炭素排出量は1ポンド(約454グラム)以上。低消費電力のIntelクアッドコアプロセッサを搭載したブレードサーバを導入した場合、既存モデルと比較して最高60ワットの節電が可能となり、これを1000台導入すれば、二酸化炭素排出量を年間約2万ポンド(約9トン)削減できる計算になる。
また新しいBladeCenterサーバとSystem xサーバは、冷却効率の高い冷却システムCalibrated Vectored Coolingと、システムの電力消費量を管理可能なPowerExecutive機能を搭載している。
BladeCenter HS21、System x3550、System x3650は50ワットのIntel Xeonクアッドコアを搭載。BladeCenter LS21、BladeCenter LS41、System x3655は68ワットのAMD Opteronデュアルコアを搭載。BladeCenter HS21の一部モデルは35ワットと40ワットのIntel Xeonデュアルコアを搭載。
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