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“金髪幼女”が話題のゲーム「プラグマタ」、クリアしたマンガ家が彼女に抱いたのは父性か、それとも……サダタローのゆるっとマンガ劇場(1/7 ページ)

» 2026年04月26日 07時14分 公開
[サダタローITmedia]

 カプコンから新作ゲーム「PRAGMATA(プラグマタ)」が4月17日に発売されました。「モンスターハンター」や「バイオハザード」シリーズで有名な同社の完全新規IPとなるSFアクションアドベンチャーゲーム。発売から2日で全世界販売本数が100万本を超えるなど、滑り出しも好調のようです。

「プラグマタ」の対応ハードはPlayStation 5、Xbox Series X|S、Steam(Windows PC)、Nintendo Switch 2。価格は7990円から©CAPCOM(出典:カプコン)

 月にある施設にやってきた調査員のヒューと、アンドロイドの少女・ディアナが協力して地球への帰還を目指すという内容のこのゲーム、特筆すべきはその独特な戦闘システムです。敵の防御力が高いため、ディアナがハッキングして装甲を解除してからヒューが武器で攻撃する、という手順を踏む必要があるのです。

 ハッキングにはパズル的な要素があり、ヒューも豊富な武器の中から状況に応じて適切なものを選ぶ必要もあるので、特に敵の数が多いときにはかなり忙しいことになります。このため難易度は若干高めではあるのですが、煩雑なタスクをこなした末の勝利には、これまでのゲームにはなかった爽快感がありました。

 設定や世界観はかなり硬派ですし、ビジュアル面のカッコよさも相まって、かなり没入感は高いです。ストーリーの展開そのものにはあまり目新しい要素はないのですが、プレイ中に終始行われるヒューとディアナの密なコミュニケーションのおかげで、二人にかなり感情移入してしまいます。ボクもエンディングでは思わず目頭が熱くなってしまいました。

 このように、ゲーム自体の完成度は高く、プレイした人の評価も上々な今作ですが、SNS上の一部で話題に上がっているのが、ディアナの見た目について。アンドロイドでありながら外見は「美形の金髪幼女」である彼女が、小児性愛を想起させるのではないか、といった意見が散見されます。

 一方、実際にゲームをプレイした人達からは、父性や母性を刺激されたという意見が多いようです。ゲーム内では、玩具などで楽しそうに遊ぶディアナを時にコミカルに描きます。話しかけたら無邪気に返事をしてくれて、時に感謝の意を示すディアナ。そんな彼女を見て「子供がほしくなった」という意見は、同じプレイヤーとしてそれなりに理解できます。

 ただ、ボクにとってディアナは“相棒”でした。ゲームシステム的にもストーリー的にもプレイヤーの支えになってくれる彼女は、子供というより頼れるバディ。皮肉を言いながらも彼女を守り抜こうとする、もう一人の主人公・ヒューもかなり魅力的なキャラですし、この二人のやり取りを見ているだけでもすごく楽しいです。

 実際、このゲームをプレイしてディアナに性的なものを感じる人はほとんどいないと思いますし、批判している人はきっとプレイしていないのだろうな……とも思います。プレイすれば、たぶんそれが“的外れな指摘”だと分かりますから。

 斬新なシステムと魅力的なキャラクターで構築された本作は、マップ構成の複雑さや、トレーニングシミュレーションといった一部モードの面倒くささに個人的には若干の不満はあるものの、完全新規IPとしては文句なしのクオリティだと思います。ゴールデンウィークに遊ぶ一本としてチェックしておくのもいいのではないでしょうか。

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