2006年度(2006年4月〜2007年3月)の宿泊旅行者数と宿泊数が減少――。2005年度は「愛・地球博」の開催によって旅行者が多かったため、例年の水準に戻ったことがリクルートの調査で分かった。旅行の総額費用も減少している一方で、1回あたりの費用はほぼ横ばい。「総額費用の減少は宿泊数の減少の影響を受けた」と同社では見ている。
リクルートは8月2日、「じゃらん宿泊旅行調査2007」結果を発表した。調査期間は4月9日〜25日までで、対象者数は1万280件。
宿泊旅行者数は対前年度比−2.8%で、宿泊数も同−5.0%となった。1回の旅行にかけられた1人あたりの平均費用は、4万9200年円から4万9500円と微増。しかし旅行の総額費用は、同−1.9%落ち込んだ。
「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」のは、1位高知県、2位北海道、3位石川県だった。トップの高知県を選んだ人が挙げたおいしい食べ物としては、やはり「カツオのたたき」が多かった。
「魅力のある特産品や土産物が多かった」のは沖縄県が1位で、泡盛やシーサーなどの声が目立った。次いで京都府、長崎県、北海道で、お菓子や海産品などに人気があるようだ。
「地元の人のおもてなしの心を感じた」の質問には1位が沖縄県で、2位の鹿児島県を10ポイント以上離した。ちなみに首都圏でトップ10入りした都県はなく、関西では7位に奈良県がランクインした。
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