シニア層(50代〜60代)の半数以上は、インターネットのみで金融商品を購入――。インターネットで金融商品を購入したことがある人を対象とした結果だが、アンケートを実施したWebマーケティングガイドでは「非常に高い割合を占めている」と指摘している。
調査会社のWebマーケティングガイドは「金融商品購入に関する調査」を実施した。インターネットによる調査で、50代〜60代の男女300人が対象。調査期間は5月11日から5月14日まで。
金融商品を購入する際、55%の人が「インターネットのみを利用する」と回答した。店舗では丁寧な説明を受けられるというメリットがあるが、シニア層の間でも手数料の安いインターネットの利用者が増えているようだ。その一方で、インターネットと店舗または電話を兼用している人も45%に達するなど、「インターネットのみを使って金融商品の購入には不安を感じるユーザーも少なからずいる」としている。
現在の保有している金融商品は「株式」(85%)が最も多く、次いで「投資信託」(43%)だった。同社では「『外貨預金』(18%)や『外為・外国為替証拠品取引』(6%)は今後購入したいと望んでいるユーザーが少なからずおり、需要は拡大していく」と予測する。
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