ニュース
» 2007年09月12日 11時49分 公開

省エネに取り組むとポイントが貯まる――京都府の取り組み

マイバッグの携帯やリサイクルなど“エコなこと”に取り組むとポイントを受け取れ、店頭で割引などの特典が受けられるシステムが京都で始まった。楽しくおトクにCO2を削減していく方法とは?

[土肥義則,Business Media 誠]

 家庭での省エネによってポイントを貯め、お店の特典と交換できる動きが京都府で始まった。CO2の排出量を100グラム削減する度に1ポイントもらえるというプログラムだ。例えばマイバックを持てば、1回でCO2を18グラム削減することができる。20回で360グラム削減になるので、3ポイントを手にできる。このほか風呂の残り湯を洗濯に使うなどでポイントを貯めることができ、ポイントに応じてお店で割引などのサービスが受けられるというもの。こうした取り組みは全国で初めてという。

 この取り組みの名前は「きょうとエコ貯」といい、京都府地球温暖化防止活動推進センターが9月からスタートしたものだ。きょうとエコ貯を利用するには、PCや携帯からユーザー登録をし、「何度も利用できる容器を使った商品を選びます」や「主電源をこまめに切って待機電力を節約します」など、省エネ宣言をしなければならない。そして、削減したCO2の量をネットで報告すればポイントを貯めることができ、そのポイントは登録している82カ店で使えることができる。すべて京都にあるお店で、環境に取り組んでいることを条件としている。

 1ポイント(CO2削減量100グラム)は約1円を目安としている。同センターでは1回の省エネ報告で、平均400グラム(約4円)のCO2を削減が見込まれるという。

きょうとエコ貯のポイント化の手順

家庭での省エネを浸透させることが必要

 同センターでは今年の2月1日から2月29日まで、先行的にきょうとエコ貯を実施してきた。参加者数は374人で、省エネ宣言回数は1905回、省エネ報告によるCO2の削減量は1641.9キログラムだった。

 9月から本格的に始めたきょうとエコ貯では、すでに前回の参加者を上回り、9月11日現在で500人を超えた。期間は9月1日から2008年2月29日までと、6カ月間に拡大。特典が受けられるお店も25カ店から82カ店に増やした。同センターでは「省エネは継続しなければ意味がないため、期間を6カ月間に拡大した」という。きょうとエコ貯を始めたきっかけは「企業からのCO2は削減できているが、家庭からのCO2排出量は増えている。家庭での省エネを浸透させることが必要」としている。

関連キーワード

エコロジー | 回収 | リサイクル


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセスランキング
  • 本日
  • 週間

    Digital Business Days

    - PR -