東京駅八重洲口に誕生した「グラントウキョウノースタワー」内に、大丸東京店が11月6日に移転オープンする。新たな大丸東京店のコンセプトは「TOKYO ・オトナ・ライフスタイル百貨店」。グラントウキョウノースタワーの地下1階から13階に大丸東京店のテナントが入り、総面積は3万4000平方メートル。今回は1期工事終了に伴う移転で、最終的に完成するのは2012年夏を予定している。
一般公開に先立ち大丸東京店は11月2日、プレスや関係者向けに内覧会を開催した。中でも注目したのは、1階正面入口から入るとすぐに目に付くフランス菓子店「レ・ミニャルディーズ」だ。レ・ミニャルディーズとコーヒーとともに供される「小さなお菓子」を意味する。現地の菓子職人が始めたお店で、大丸東京店が世界初出店となる。
レ・ミニャルディーズの“看板スウィーツ”はマカロン。マカロンは16世紀にイタリアから伝わり、その後フランスに広がっていったという焼き菓子。表面はさくさくとした歯ざわりで、中はしっとりふわっとした食感が特徴で、サイズは4〜5センチのものが多い。
店員の女性の説明によれば、このマカロンは市販されている中で最も小さく、直径21ミリしかないという。たしかに小さく、最初に見た時はフィギュアかと勘違いしたくらいだ。箱には9つのマカロンが並んでいて、全て味が異なる。
小さなマカロンを機械で作るのは難しく、菓子職人による手作りだそうだ。「色んな味を楽しめるように小さくしました。シャンパンと一緒に食べると、おいしいですよ」(店員)と勧めてくれた。
早速、記者もマカロンを食べてみた。ホワイトチョコレートは苦手なので、カカオ80%を選んだ。「たしかに外側はさくっとしていて、中はふんわりとしておいしい」と感じた。ただ正直言って記者は和菓子党で、“洋菓子オンチ”なのかもしれない。その証拠にカカオ72%を食べてみたが、違いがよく分からなかった。
マカロンを会社に持ち帰り、他のスタッフにも試食してもらったところ、甘党メンバーを中心になかなか好評だった。甘いもの好きのY編集長によれば「外側の軽い食感と、中の柔らかな歯ざわりが対照的でおいしい。上品な甘さで後を引く」とのこと。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング