ネット企業で働く新社会人が揺れている。既に転職活動をしている新社会人は16.2%にも達していることが、イーキャリアプラスの調べで分かった。また転職を考えたことがある人は62.0%と、人事担当者にとって頭の痛い数字となりそうだ。
ソフトバンク・ヒューマンキャピタルが運営する転職サイト「イーキャリアプラス」は、新社会人の転職事情を調査した。インターネットによる調査で、2007年4月入社の新社会人400人(男性182人、女性218人)が回答。調査期間は11月13日から11月14日まで。
現在働いている会社に入社を決めた理由は「自分の好きな仕事だった」が47.0%で最も多く、次いで「職場環境が良い(駅または自宅から近い)」が34.0%、「成長している会社」が22.0%だった。
現在の仕事に「満足」している人は52.8%。満足している理由は「社内の雰囲気」が57.8%で断トツ、「やりがい」の33.6%、「上司との関係」の24.2%、「立地条件」の18.5%と続いた。ただ満足している理由で「年収」を挙げた人は、わずか10.4%。
一方、現在の仕事に満足していない人は47.3%。満足していない理由は、「年収」が50.3%と最も多い。仕事量に対する見返りが少ないのか、相対的に給与が少ないのか、いずれにせよ年収に対して、不満を感じている人が多いようだ。
5人に1人が転職活動をしている中で、ネット業界の仕事に興味がある人は64.0%。ネット業界に関心がある人の17.8%は「ポータルサイト企画・運営」に興味があり、次いで「ネット広告」が15.4%、「SNS企画・運営」が14.7%だった。
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