12月の米Webサイトビジター分析、小売・商品配送サイトへのアクセスが増加

» 2008年01月17日 08時47分 公開
[ITmedia]

 調査会社の米comScoreは1月15日、12月の米Webサイト利用動向を発表した。年末とあって、小売り関連や商品配送関連のサイトへのアクセスが多かったほか、気象情報サイトのトラフィックも増加した。

 ユニークビジター数の伸び率(前月比)を分野別にみると、最も伸び率が高かったのはフレグランス/化粧品の30%増。2150万人のユニークビジターを獲得した。以下、一般消費財(23%増)、ジュエリー・高級品・アクセサリー(22%増)と上位3位を小売り関連が占めたほか、音楽が17%増で5位、食品が7位、花・ギフト・あいさつ状が10位に入っている。4位には、UPSやUSPS、FedExなどの配送関連(21%増)がランクイン。プレゼントの配送状況を楽しみに待つ消費者の様子がうかがえる。また、休暇中の天気が気になるためか、8位には気象情報サイトが入った。

 総合の米Webサイト訪問者数ランキングでは、Yahoo!、Google、Microsoftが上位3位を占めた。年末商戦の影響で、Appleが11月からランキングを1つ上げて10位に入ったほか、小売り大手のSearsが21位、家電量販のBest Buyが22位、小売り大手のJCPenneyが40位へと、それぞれランクを5〜10位上げている。

米Webサイト訪問者数ランキング(2007年12月)
順位 サイト(運営主体) ユニークビジター数(単位:千人)
- 米インターネットユーザー合計 183,619
1 Yahoo! 136,634
2 Google 132,954
3 Microsoft 120,034
4 Time Warner Network 119,545
5 Fox Interactive Media 81,847
6 eBay 79,892
7 Amazon 65,205
8 Wikipedia 51,851
9 Ask Network 49,509
10 Apple 47,724
自宅、オフィス、大学での使用(資料:comScore Media Metrix)

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