大企業を中心に好決算が続く一方で、株価が下落しているため、景気の先行に不透明感が出ている。日本総合研究所によると、冬のボーナスの支給額は平均で33万2000円と予想※したが、実際のところいくら手にしたのだろうか?
2007年の冬のボーナスの平均支給額は45万7625円であることがC-NEWS編集部の調べで分かった。年代別で見ると、20代が35万1000円、30代が41万6000円、40代が48万1500円、50代が58万2000円となっている。
また2006年の冬のボーナスと比べ、手取り額が増えた人は24%、逆に少なかった人は26%と、わずかに減少した人が多かったようだ。
C-NEWS編集部は「冬のボーナスの使い道」を調査した。インターネットによる調査で、20〜59歳の法人経営者、会社員、公務員で、冬のボーナスを支給された400人が回答。調査期間は2008年1月9日から1月10日まで。
「冬のボーナスを貯蓄以外で、どの程度使ったのか(使う予定も含む)」を聞いたところ、41%の人が「ほぼ全額から6〜7割程度」と回答。年代別で見ると、ほぼ全額を使ったのは40代と50代がそれぞれ約3割と多かった。反対に「ほとんど使わない」人で見ると、50代が最も多く25%という結果が出た。
冬のボーナスの使い道を聞いてみると、20代は「洋服」、30代と50代は「旅行、レジャー」、40代は「生活費」がトップ。またクレジットカードの支払いが、各年代で3位に入っていた。
ボーナスが出たら必ず行うことや、必ずする買い物が「ある」と回答した人は27%。具体的には「宝くじを買う」「両親へのお年玉」「家電を買い換える」といった声があった。
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