11月の米動画配信ランキング、Googleのシェアが31%に拡大

» 2008年01月19日 08時18分 公開
[ITmedia]

 調査会社の米comScoreは1月17日、米国における11月の動画配信利用状況の調査結果を発表した。同月の米国市場での動画閲覧回数は約95億回で、ネットユーザーの75%以上に相当する1億3800万人が閲覧。1人当たりの閲覧時間は平均195分で、1回当たりの再生時間は平均2.8分だった。また1人当たりの動画の平均閲覧回数は69回だった。

 閲覧回数を動画配信サービスの運営企業別にみると、首位はYouTubeを擁するGoogleで、全体の31.3%に当たる30億回、うち29億回はYouTubeによるものだった。2位はFox Interactive Mediaでシェア4.4%の4億1900万回、以下Yahoo!の3.5%(3億2800万回)、Viacom Digitalの2.6%(3億400万回)と続く。

サイト運営企業別米動画閲覧回数(2007年11月)
順位 企業名 動画閲覧回数(単位:百万回) シェア(%)
- インターネット合計 9,491 100.0
1 Google 2,966 31.3
2 Fox Interactive Media 419 4.4
3 Yahoo! 328 3.5
4 Viacom Digital 245 2.6
5 Time Warner Network 184 1.9
6 Microsoft 181 1.9
7 Disney Online 96 1.0
8 ABC 88 0.9
9 ESPN 87 0.9
10 Break 47 0.5
閲覧回数にはストリーミングとダウンロードの両方を含む(資料:comScore Video Metrix)

 ユニークユーザー数でも、Googleが7620万人で首位。以下、Fox Interactive Media(4630万人)、Yahoo!(3730万人)となっている。

サイト運営企業別米動画閲覧ユニークユーザー数(2007年11月)
順位 企業名 ユニークユーザー数(単位:千人) ネットユーザーに対する比率(%)
1 Google 76,187 41.8
2 Fox Interactive Media 46,349 25.4
3 Yahoo! 37,300 20.5
4 Time Warner Network 31,212 17.1
5 Microsoft 28,470 15.6
6 Viacom Digital 23,522 12.9
7 Disney Online 10,361 5.7
8 ESPN 10,128 5.6
9 ABC 9,969 5.5
10 CBS 8,336 4.6
- インターネット合計 138,383 75.9
閲覧形態にはストリーミングとダウンロードの両方を含む(資料:comScore Video Metrix)

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