調査会社の米comScoreは9月12日、米国における5月の動画配信利用状況の調査結果を発表した。同月の米国市場での動画閲覧回数は約90億回で、ネットユーザーの74.2%に当たる1億3400万人が利用。1人当たりの閲覧時間は平均3時間で、1回当たりの閲覧時間は平均2.7分だった。
閲覧回数を動画配信サービスの運営企業別にみると、首位はGoogleで、全体の27%に当たる25億回、うち24億回はYouTubeによるものだった。2位はYahoo!(シェア4.3%)で、以下Fox Interactive Media(同3.3%)、Viacom Digital(同3.1%)と続く。米ネットユーザーの36.7%はYouTube.comでビデオを閲覧しており、またオンラインでビデオを閲覧する人は、1カ月に平均68本、つまり1日2本以上のビデオを見ていることになる。
順位 | 企業名 | 動画閲覧回数(単位:百万回) | シェア(%) |
---|---|---|---|
1 | 2,454 | 27.0 | |
2 | Yahoo! | 390 | 4.3 |
3 | Fox Interactive Media | 298 | 3.3 |
4 | Viacom Digital | 281 | 3.1 |
5 | Disney Online | 182 | 2.0 |
6 | Time Warner Network | 181 | 2.0 |
7 | Microsoft | 149 | 1.6 |
8 | ESPN | 75 | 0.8 |
9 | Veoh.com | 53 | 0.6 |
10 | Comcast | 51 | 0.6 |
- | インターネット合計 | 9,077 | 100.0 |
閲覧回数にはストリーミングとダウンロードの両方を含む(資料:comScore Video Metrix) |
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