欧州でFirefoxブラウザが28%のシェアを獲得した――仏Web調査機関XiTi Monitorが1月29日、このような調査結果を発表した。
調査によると、12月に最もシェアが大きかったのはInternet Explorer(IE)で66.1%、2位はFirefoxで28%だった。IEがシェアを前月から0.8ポイント落としたのに対し、Firefoxは0.7ポイント増やした。Firefoxは3〜6月まで順調にシェアを伸ばした後、安定期に入っていたが、12月にはシェアが増えたとXiTiは報告している。
ブラウザ | 12月のシェア(%) | 11月のシェア(%) |
---|---|---|
IE | 66.1 | 66.9 |
Firefox | 28.0 | 27.3 |
Opera | 3.3 | 3.2 |
Safari | 2.0 | 1.9 |
Netscape | 0.5 | 0.5 |
Camino | 0.1未満 | 0.1未満 |
PSP | 0.1未満 | 0.1未満 |
(資料:XiTi Monitor) |
国別ではフィンランド、スロベニア、ポーランド、スロバキア、ハンガリーでFirefoxのシェアが高く、40%を超えている。世界の各地域では、オセアニア地域でFirefoxのシェアが最も高く、31.1%に上った。以下欧州(28%)、北米(21%)、南米(20.2%)、アフリカ(16.6%)、アジア(16.5%)と続く。
またバージョン別に見ると、FirefoxのうちFirefox 2が占める割合は93%だった。IEではIE 7が占める割合は46%で、最新版へのアップグレードがそれほど進んでいないことが示された。
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