北京オリンピック、米国大統領選挙、リーマンブラザーズの破たんなどさまざまなことがあった2008年。消費者の身の回りでは何が話題になったのだろうか。
ヤフーバリューインサイトの調査によると、2008年に「自分の周りで流行ったもの」を尋ねたところ1位は「崖の上のポニョ」で28%。以下、「Wii Fit」(18%)、「自転車・電動自転車」(12%)、「血液型別 自分の説明書」(11%)、「iPhone 3G」(10%)が続いた。
1位の「崖の上のポニョ」は幅広い年代で高い支持を得ていたが、男女共に若い年代ほど高い傾向が見られた。特に10代女性では69%に達していた。
2008年に「購入・利用したもの」を聞くと、「プレミアムローストコーヒー(マクドナルド)」(14%)がトップ。以下、「糖質・糖類ゼロ商品」(12%)、「ファンタ ふるふるシェイカー」(11%)、「UT(ユニクロのTシャツ)」(11%)、「崖の上のポニョ」(11%)が続いた。
「プレミアムローストコーヒー(マクドナルド)」は、20代男性(19%)、30代男性(24%)、30代女性(21%)、40代女性(23%)で利用率が高かった。一方で「ファンタ ふるふるシェイカー」は若年層の利用率が高く、10〜20代男性、10代女性では30%以上だった。
2008年で「印象に残ったニュース、ブーム」を聞くと、1位は「ガソリン価格上昇」で85%。以下、「食品偽装事件(事故米など)」(71%)、「食品への有害物質混入事件(メラミンなど)」(64%)、「米大手企業の破たん・経営危機(リーマンブラザーズ、AIGなど)」(62%)、「秋葉原通り魔事件」(60%)が続いた。
1位の「ガソリン価格上昇」は、年代・性別に関わらず、いずれの年代でも75%以上と関心が高かった。また、「食品偽装事件(事故米など)」では、年代が上になるほど関心が高まっているようで、特に女性の40代以上では80%以上となっている。
2008年の「話題になった人」を聞くと、1位は「バラク・オバマ(次期米大統領)」で48%。以下、「麻生太郎(内閣総理大臣)」(27%)、「北島康介(水泳)」(26%)、「石川遼(ゴルフ)」(21%)、「エド・はるみ」(18%)が続いた。
トップの「バラク・オバマ(次期米大統領)」は、39〜53%とほぼすべての年代で高い支持を得ている。また、故竹下登元首相の孫でミュージシャンの「DAIGO」は、全体では11%だったが、10〜30代女性からの支持率が高く、10代女性では40%を超えた。
インターネットによる調査で、対象は1都3県の15〜69歳のインターネットユーザー3000人。調査日は11月15日。
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