自宅でのんびりが多数派、年末年始の過ごし方

» 2009年01月28日 12時40分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 カレンダーの並びの関係でまとまった休みがとりやすかった2008年〜2009年の年末年始。どのように過ごした人が多かったのだろうか。

 年末年始に「何をして過ごしたか?」と尋ねると、トップは「自宅でのんびり過ごす」で40.1%。以下、「帰省」(16.4%)、「海外旅行」(15.7%)、「国内旅行(宿泊を伴う)」(14.2%)、「自宅近郊で過ごす」(4.9%)、「日帰り旅行」(4.4%)が続き、11月に行った事前調査の順位とほとんど変わらなかった。「海外旅行」と「国内旅行(宿泊を伴う)」で半数を超えていた2008年の夏休みとは傾向が異なった。

 また、年末年始(2008年12月20日〜2009年1月12日)に取得した一番長い休暇日数は平均で8.1日だった。

2008年〜2009年の年末年始の過ごし方(出典:フォートラベル)

 円高で安く海外旅行できるようにもなっているが、年末年始に旅行した人はどれだけお金を使ったのだろうか。1人当たりの平均旅行費用を聞くと、「海外旅行」21万4000円、「国内旅行」6万7000円、「帰省」2万3000円、「日帰り旅行」1万5000円だった。

 「夏の旅行動向調査」で行った同様の設問では、「海外旅行」21万5000円、「国内旅行」5万8000円、「帰省」3万4000円となっており、「海外旅行」には大きな差はなく、「国内旅行」は9000円高くなり、逆に「帰省」については1万1000円安くなっている。「夏休みは休暇の時期が分散するが、年末年始は特定の時期に集中するため、ツアーや宿泊の価格設定も高い傾向にあることが、国内旅行の費用が高まった要因として考えられる」(フォートラベル)

 インターネットによる調査で、対象は男女688人(男性48%、女性52%)。調査期間は1月7日から1月14日。

年末年始の旅行費用(出典:フォートラベル)

関連キーワード

旅行 | 休暇 | 夏休み | ボーナス | 正月


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.