女性派遣社員の“ココロの潤い”……職場で奪っているのは誰?

» 2009年02月17日 13時19分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]

 景気後退の影響を受け、製造業などを中心に“派遣切り”が相次いでいるが、派遣の女性社員が仕事中に心が潤うのはどんなときなのだろうか。最も多かったのは「仕事で褒められたとき」で53.8%、次いで「ランチ」(34.0%)、「早く仕事が終わったとき」(32.0%)、「心あたたまるメールをもらったとき」(19.3%)であることが、ライオンの調査で分かった。

 逆に、仕事中に心が乾くときを聞いたところ「仕事場の人間関係がうまくいかないとき」が断トツで71.0%。以下「残業があるとき」(23.8%)、「難しい仕事を頼まれたとき」(19.3%)「急に仕事の依頼がきたとき」(16.5%)と続いた。

 職場で女性派遣社員の心の潤いを奪う人は誰なのだろうか。最も多かったのは「女性の同僚」で41.0%、次いで「男性の上司」(35.0%)、「女性の上司」(17.3%)、「男性の同僚」(13.0%)。全体的に「男性よりも女性から心の潤いを奪われている」と感じている人が多いようだ。

職場で心の潤いを奪う人(出典:ライオン)

 インターネットによる調査で、20歳〜39歳の派遣女性社員400人が回答した。調査期間は1月27日から1月28日まで。

心に潤いを感じさせてくれるお風呂アイテム

 女性派遣社員は心を潤すために、浴室でどんなことをしているのだろうか。最も多かったのは「読書」で32.5%、次いで「大声で歌う」(29.8%)、「居眠り」(23.0%)、「大泣きする」(21.5%)と続いた。また心に潤いを感じさせてくれるお風呂のアイテムを聞いたところ、「入浴剤」が77.7%でトップ。以下「アロマ」(38.3%)、「本」(27.1%)、「携帯電話」(9.6%)という結果に。

心を潤すために、浴室で実施したことがあること(出典:ライオン)

 彼氏やご主人と会っているよりも、お風呂で入浴している時間の方が心が潤いますか? との質問には「はい(どちらかといえば『はい』を含む)」は32%、「いいえ(どちらかといえば『いいえ』を含む)」は68%。3人に1人は彼氏やご主人と話しているよりも、お風呂に入っている方が心が潤うようだ。

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