− | − | − |
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日経平均 | 8964.11円 | △48.05円 |
売買高 | 30億1494万株 | − |
日経平均先物 | 8970円 | △40円 |
売買代金 | 1兆7261億円 | − |
TOPIX | 845.97 | △4.16 |
値上がり銘柄 | 768銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 321.49 | △2.45 |
値下がり銘柄 | 832銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1027.14円 | △2.57円 |
変わらず | 103銘柄 | − |
騰落レシオ | 119.77% | ▼6.29% |
米国株高にも関わらず週末の手仕舞い売りなど目先的な需給に振らされて上値が重い展開
米国市場が景気底入れ感が強まったことから大幅高となり、日本市場もオプションSQ(特別清算指数)算出に絡む売り買いを交えて買い先行となりました。多くの銘柄が買い気配から始まり日経平均も心理的な節目と見られる日経平均の9000円を超えて始まるなど大幅高の寄り付きとなりましたが、外国人売買動向(市場筋推計、外資系11社ベース)が株数ベースでは買い越しながら、金額ベースでは売り買い拮抗であると伝えられたこともあり、寄り付きの買いが一巡した後は上値の重い展開となりました。銀行株が業績懸念や増資を嫌気した動きから大きく売られたことも相場の足を引っ張る要因となりました。
後場に入ると一段と上値の重さを嫌気する動きで手仕舞い売りがかさみ一時軟調となるい場面もありました。さすがに8900円を割り込むところでは買戻しなども入り、ヘッジ売りや手仕舞い売りが主体であるだけに下値をむきになって売り叩く動きもなく、底堅いながらも上値の重い狭い範囲での動きと動きとなりました。結局、買戻し以外の買い手に乏しい中で週末の手仕舞いの売り買い、ヘッジ売りなどに振らされて方向感のない展開が続き、最後は売り一巡感から買戻しもあり、堅調な引けとなりました。
小型銘柄も朝方は堅調な始まりとなるものも多く、戻りきっていないものが多いことから手仕舞い売りも入らず、空売りがし難いことからヘッジ売りもなく、底堅い堅調な展開となりました。東証マザーズは堅調、二部株指数や日経ジャスダック平均は小幅高となりました。先物は閑散とした相場でまとまった見切り売りに押される場面もありましたが、大きく指数を動かすような動きもほとんどありませんでした。
米国市場では景気底入れ期待も強まっているのですが、日本市場ではあくまでも目先的な動きが多く、市場参加者も限られている感じで相場も長続きしません。ここまで戻ったのを善しとしなければいけないのでしょうが、「あと一息」がなかなか出てこないようです。本日も9000円を越えて引けてくれば少しは先が見えてくるかと思われましたが思った以上に先を見据えた買い手が少ないようです。
上に放れましたが上値の重い形になっています。週明けにしっかりと本日の高値を抜けて来るようであれば良いのですが軟調となるとまだ押し目を確認することになりそうです。ストキャスティックスは高値圏にあるのですが、RSIは上値余地もあり、いったんはもう少し上値を試す動きがあってもいいものと思います。
上に放れて「十字足」のようになりました。週明けに軟調な始まりとなれば再び下値を試す形となり、高く寄り付くようであればRSIには上値余地もあることから戻り高値を目指す動きとなって来るのでしょう。ストキャスティックスが高値圏にあり、遅行線も雲に上値を押さえられた格好でいったん調整となって来るのかもしれません。
予想通り(?)のもみ合いとなっていますが、想定したよりも狭い範囲、そして一段円高方向での動きとなっています。昨年10月のようなもみ合いが想定されており、100円台を固める動きになるのかどうかといったところなのでしょう。
手仕舞いの売り買い、目先的な需給で高安が決まる展開
銀行全体に対する格付け引き下げ懸念と業績悪化懸念に加え、大型増資を発表、株式価値の希薄化を嫌気した売りがかさみ、ストップ安比例配分となりました。
好調な中間決算を発表しましたが、織り込み済みであったことに加え、下期業績を慎重に見ていることから手仕舞い売りがかさみ大幅安となりました。
米国での景気底入れ感や新興国での自動車販売が上向いていることなどから大手証券が投資判断を2段階引き上げたことなどを好感して大幅高となりました。
3月の既存店売上高が前年同月比で過去最高の伸び率と発表。売上高も過去最高を更新と伝えられましたが既に好調な業績は織り込まれていたことから週末の手仕舞い売りに押され軟調となりました。
バルチック指数が22日ぶりに反発となったことを好感する押し目買いの動きや週末の手仕舞いの買戻しが入り、かいうん株全般に大幅高となりました。ここまで売られすぎた感もあったことから買戻しを急ぐ動きもあったようです。
低位株を物色する流れに加え、丸紅(8002)と組んでインドネシアで高機能素材のアルミナの一貫生産を始めると新聞で報じられたことを好感、週末の手仕舞い売りをこなして堅調となりました。
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