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日経平均 | 9703.72円 | ▼137.13円 |
売買高 | 24億3134万株 | − |
日経平均先物 | 9730円 | ▼100円 |
売買代金 | 1兆5979億円 | − |
TOPIX | 911.21 | ▼11.82 |
値上がり銘柄 | 523銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 429.50 | ▼6.35 |
値下がり銘柄 | 1053銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1162.91円 | ▼0.30円 |
変わらず | 124銘柄 | − |
騰落レシオ | 128.78% | △4.55% |
昨日の反動や円高を嫌気する動きに加え、持高調整の売りがかさんで大幅安
米国市場は底堅い堅調な展開となりましたが、昨日の上昇の反動や円高を嫌気する動きから売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も大幅売り越しとなり、昨日とは反対に寄り付きからまとまった売りもあって大幅下落となりました。寄り付きの売りが一巡した後も買い気の乏しいところにまとまった売りが断続的に入り下げを加速しました。為替の影響の大きな輸出関連銘柄だけではなくほぼ全面安となり、見切り売りもかさんで前場は安値引けとなりました。
昼の間に為替は若干円安に振れたのですが、特に材料視されず、持高調整の売りが続いて、後場も引き続き売りが先行、前場の安値=終値を下回っての始まりとなりました。さすがに売り一巡後は買戻しもあって戻り歩調となる場面もあったのですが、買い気は乏しく、上値も限定され上値の重さが確認されると売り叩く動きもないことから指数は小動きとなりました。ハイテク銘柄の一角やディフェンシブ銘柄の一角には買い戻しや値ごろ感からの買いが見られましたが、買戻しを急ぐ動きも限定されており、指数を押し戻すまでには至りませんでした。最後は目先筋の買戻しなどもあって、指数は少し戻し、かろうじて9700円台を保っての引けとなりました。
小型銘柄も軟調なものが目立ちました。ここのところの上昇が大きかっただけに戻り売りや利益確定売りも出ているようです。それでも、東証マザーズ指数は大幅下落となったものの、二部株指数は軟調というレベル、日経ジャスダック平均は小幅安に止まり、底堅さも見られました。先物は朝方からヘッジ売りを交えてまとまった売りは見られたのですが、後場に入るとまとまった売り買いはほとんど見られず、指数を大きく動かすようなこともありませんでした。目先筋の売買が中心となっていたようです。
円高となったことで、再び「円キャリー取引解消」のような持高調整の売りがかさみ大きな下落となったものと思います。円高で収益悪化懸念が出るということではなく、信用収縮の動きとなって持高を減らしているものと思います。過熱感が強かったことや心理的な節目と見られる10000円を抜けたことで、いったんは手仕舞うということなのでしょう。それでも、9500円水準を割り込まない限りは依然として戻り相場が続いているものと思われ、当面9500円の下値を固め、上値は10000円超えたところでのもみ合いとなるのかもしれません。持高調整の売りが一巡となれば、多少の過熱感はあっても、戻りを試すことになるのでしょう。
今月始めの水準でなんとか下げ止まった格好です。それでもまだRSIやストキャスティックスは下値余地もあり、まだ下値を確認するような場面もありそうです。それでもまだ基準線の上昇も見込まれ、強含みの展開は続くものと思われます。基準線にはしっかりとサポートされて来るものと思われ、この水準でもみ合いとなって過熱感を冷ますことになるのかもしれません。
引き続き基準線にサポートされています。ストキャスティックスは底値圏になってきており、引き続き底堅さは見られるものと思われますが、RSIには下値余地も大きく、まだ何度か下値を試す動きはあるのかもしれません。それでも基準線の上昇が見られるので、下値を切り上げるような動きになるものと思います。
遅行線が日々線に上値を押さえられる格好で基準線を割り込んできました。RSIもストキャスティックスも下値余地は大きく、遅行線が日々線に上値を押さえられながら3月や5月の安値水準(1ドル=94円)を窺いながら下値を確認することになるのかもしれません。一気に基準線(1ドル=96.37円)を抜けてくれば再び上値の雲の水準(1ドル=97.50円)を試すことになるのでしょう。
全面安の中で出遅れ感の強い内需株の一角が堅調
主要メーカーの飲料や食品を値引き販売すると報じられ、また、農地改革法案の成立を受けて農業法人に出資している同社にもメリットがあることから好感する買いが入り堅調となりましたが、地合いの悪さもあって上値の重い展開となりました。
300万円の電気自動車を発売すると報じられ、好感する買いが入り、為替は円高、市場全体も売りが優勢でほぼ全面安となるなかで、大幅高となりました。
不動産市況の好転が期待されることなどから、外資系証券が買い推奨リストに入れたことが好感されて堅調となりました。
新聞で4−6月期の連結営業損益が100億円程度の赤字になると報じられたことからや円高を嫌気した売りに押され、大幅下落となりました。
同社が筆頭株主の日鉄鉱業(1515)が南米チリで銅鉱山を開発すると報じられて、買われましたが、同社への買いは入らず、目先的な過熱感や需給の悪化を嫌気した売りに押され、大幅下落となりました。
今期(2010年3月期)は前期以上に厳しい業績となると見られているなかで、市場の底入れ感から底堅い動きとなっていましたが、戻り相場が利益確定売りなどで売られる流れに押され大幅下落となりました。
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