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日経平均 | 9549.61円 | ▼276.66円 |
売買高 | 25億3287万株 | − |
日経平均先物 | 9540 円 | ▼290円 |
売買代金 | 1兆8538億円 | − |
TOPIX | 901.69 | ▼20.79 |
値上がり銘柄 | 193銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 428.44 | ▼10.78 |
値下がり銘柄 | 1453銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1167.31円 | ▼4.21円 |
変わらず | 54銘柄 | − |
騰落レシオ | 116.79% | ▼15.39% |
持高調整の売りや、米国株安や円高を嫌気した見切り売りがかさみ大幅下落
米国市場が世界景気の回復の鈍さをきっかけに持高調整や信用収縮懸念から大幅下落となったこと、また為替が円高に振れたことから売り先行となりました。先物を筆頭に売り気配から始まるものが多く、大きく下落して始まった後はいったんは目先筋の買戻しなどもあって底堅い展開となったのですが先物にまとまった売りが出ると一段安となり節目と見られる9500円を意識するところまで下落となりました。
後場に入ると前場の安値を試すような動きは何度か見られたのですが、さすがに節目を意識したことで底堅く、底堅さが確認されると戻りを試す展開となり、そして今度は戻りの鈍さが確認されると売り直されるといったことで指数は方向感のない小動きとなりました。為替も円高方向に振れていることから買戻し意欲や押し目買い意欲にも乏しく、今晩の米国市場の動向を見極めたいと言うことのようです。結局最後はさすがに目先筋の買戻しもあって下げ幅縮小となりましたが、持高調整の売り買いもあったようで、戻りの鈍い相場となりました。
小型銘柄は幕間つなぎとして値動きの良い銘柄の物色も散見されて比較的底堅い動きとなりました。東証マザーズ指数は大幅安となりましたが、二部株指数や日経ジャスダック平均は軟調というに止まりました。先物は朝方はまとまった売りが断続的に見られ、前場の引け際にも仕掛け的な売りが見られたのですが、後場に入ると比較的おとなしい動きとなり、方向感を出すには至りませんでした。引け際には買戻しで値を戻す場面もありましたが、下げ幅を縮小するに止まりました。
ここまで売られるような材料でもないかと思われましたが、米国市場でも日本市場でも信用収縮懸念、リスク資産の見直しなどから持高調整の動きが見られたようです。6月と言う日柄でファンドなどの決算絡みの動きも下げを加速させる要因となったものと思います。米景気指標や新興国などの経済情勢が上向くなどのきっかけがあれば、戻りを試す展開となって来るものと思います。目先的な過熱感も強かったので、値幅や日柄での調整は否めず、この水準で下げ渋って日柄での調整となって来るのではないかと思います。
上昇となった基準線を割り込むような展開となりました。節目と見られる水準=基準線の水準=9500円で下げ止まったと見ることも出来ますが、ストキャスティックスは底値圏にあるものの、RSIはまだ下げ足りず、下値を確認するような戻りの鈍い展開となるかもしれません。最悪の場合は遅行線が日々線にサポートされる。あるいは日々線が雲にサポートされる水準で9000円の節目を確かめることになるのでしょう。ただ、その前に今晩の米国市場が反発となれば、戻りを試す動きとなるものと思います。
基準線を割り込むようなところまでの下落となりました。ただ、節目と見られる水準では何とか下げ止まっており、日経平均と同様にここから反発となるか、もう一段下げて下値を確認することになるのか、今晩の米国市場の経済指標や株価動向、あるいは商品市況の動向に左右されそうです。
基準線を割り込んでしまいましたが、遅行線は何とか日々線にサポートされています。ただ、ストキャスティックスは底値圏にあるものの、RSIは下値余地もあり、遅行線が日々線にサポートされながら下値を試す動き、基準線に上値を押さえられて戻りの鈍い動きは暫く続きそうです。
ほぼ全面安のなかで、個別の材料や買戻しから堅調なものが見られる
傘下のセブンイレブンジャパンが公正取引委員会から排除措置命令を受けたことや景気回復が遅れそうということで、米国株が大幅下落となった地合いを受けて軟調となりました。
ほぼ全面安となるなかで、改正農地法関連銘柄と言う材料や三菱重工(7011)との生産協力の話題などを好感、値動きの良さが好感されて幕間つなぎ銘柄として物色され、堅調となりました。
世界的な景気回復の遅れや新興国の景気回復期待がしぼんだことから業績回復を期待して買いついた向きの手仕舞い売り、見切り売りに押されて大幅安となりました。
総じて軟調な相場の中で景気動向に左右され難いディフェンシブ銘柄として消去法的に買われ、値持ちの良さから買戻しを急ぐ動きもあって堅調となりました。
太陽光を電気に変える変換効率で世界最高性能の薄型太陽電池を量産できる一貫製造装置を開発したと報じられ、収益拡大期待、同社の技術力の高さを好感する動きから物色されて、年初来高値を更新、大幅高となりました。
世界経済の回復が鈍いとして、金やニッケルなど国債商品市況が軟調となっていることなどを嫌気した売りやここのところの下値を試す動きとなったことからの見切り売りがかさんで大幅安となりました。
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