実際に、研修でも例年に比べて質問が少なく、またよく考え、空気を読んでから発言するクセが付いている。ある意味慎重なわけだ。
そこで配属先の上司・先輩方には、部下育成にコーチングのメソッドを多用していただきたい。
1.話しやすい職場環境を作る
2.コーチングの傾聴・承認・質問のスキルを使って、心の中でさまざまな思考を描いている新入社員を引き上げてほしい。彼らの潜在的な思考をコーチングを使って、「言葉」「行動」へ顕在化させるのだ。
「手間がかかるな……」と思われるかもしれないが、それも時代の流れ。ただし今年の新入社員は危機感を持っているため、しっかりと周囲がフォローすれば、バブル崩壊後や氷河期のような「踏んばる頑張る若手社員」の育成も夢ではない。
「人材育成は諦めた時点が、成長が止まるとき」。あきらめずに最後まで付きあっていただきたい。
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