− | − | − |
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日経平均 | 10412.09円 | △24.00円 |
売買高 | 18億9683万株 | − |
日経平均先物 | 10420円 | △20円 |
売買代金 | 1兆4133億円 | − |
TOPIX | 956.76 | ▼0.75 |
値上がり銘柄 | 624銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 456.83 | ▼1.66 |
値下がり銘柄 | 903銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1212.50円 | ▼2.44円 |
変わらず | 163銘柄 | − |
騰落レシオ | 99.98% | △0.01% |
手仕舞い売りに押されて一時大幅安となるも、節目での底堅さを確認して最後は堅調、高値引け
米国株が軟調となったことから売り先行となりました。シカゴ市場(CME)の日経平均先物が堅調であったことや為替が円安に振れたこと、また、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたことから堅調な地合いも期待されましたが、週末・週初の経済指標の発表を控えて手仕舞い売りやヘッジ売りがかさみ、軟調となりました。決算動向も好決算には鈍感に、あるいは材料出尽くしとして反応し、芳しくない決算は売りがかさんで買いが入らず敏感に反応する格好で指数を押し下げました。
後場に入ってからは一段安となる場面もあり、昨日や一昨日、そして先週末の安値水準である10250円水準まで下落、大幅安となりました。ただ、その水準が節目として意識され、底堅さが見られると先物にまとまった買いも入って切り返し下げ幅縮小となりました。それでも朝方の水準を意識するとこからはヘッジ売りや見切り売りもかさんで戻りも鈍くなる場面もありました。それでも引けを意識した時間帯からは先物にまとまった買いも入り、終わってみれば底堅さを確認して堅調な展開となりました。
先物主導で主力株が戻す中、小型銘柄は売られていなかった分、戻りも鈍くなりました。東証マザーズ指数、二部株指数、日経ジャスダック平均は揃って軟調となりました。先物は朝方からまとまった売りが断続的に見られ、指数を大きく下押す要因となりました。ただ、底堅さが確認されてからは仕掛け的なまとまった買いも交えて買戻しを急ぐ動きもあり、ヘッジ売りや仕掛け的な売りをこなしながら指数を押し上げる要因となりました。
指数の動きが市場のセンチメントを左右するような典型的な相場となりました。朝方から先物にまとまった売りが見られると好決算を発表したものでも「出尽くし感」から売られ、芳しくない決算を発表したものは一斉に売られましたが、指数に底堅さが見られ先物にまとまった買いが入ると今度は「悪材料出尽くし」とばかりに買い直される銘柄も見られました。いずれにしても業績底入れ期待、景気回復期待が強く、景気回復を織り込みに行く相場となっているのではないかと思います。
下ヒゲが長く「首吊り足」のような格好となりました。それでも下値を転換線の水準=昨日、一昨日の安値水準、先週末の安値水準=10250円水準で下げ止まったことで堅調な地合いが続いていると見てもいいのでしょう。相変わらずRSIやストキャスティックスは高値圏からの調整を示唆しているのですが、底堅さが見られるところを見ると日柄での調整となるのかもしれません。取引時間中の高値は抜け切れないのですが底堅さが見られます。
6月高値水準=950では底堅さが見られます。日経平均のように上値追いとはいかないのですが、RSIやストキャスティックスは高値圏からの調整となっており、上値の重い展開が続きそうです。底堅さを確認して日柄の整理ということなのでしょう。
煮詰まって来ましたがまだ方向感は出ていません。あと2〜3日で遅行線が日々線に絡み、日々線が雲に絡んでくるところなので、ここでは動きがでるものと思われます。ストキャスティックスは高値圏からの調整となっており、基準線も下落となっているので、遅行線が日々線に押されて軟調となりそうですが、RSIは中途半端な位置にあり、「動いた方に大きく動く」状況です。1ドル=95円を挟んで上下50銭の範囲をどちらに抜けるか、抜けた方に大きく動くことになるのでしょう。
主力株は先物に振らされて乱高下
昨日の引け後に2010年3月期連結業績予想を下方修正。通期連結売上高は上昇修正となったものの、営業損益、経常損益、当期純損益を全て黒字から赤字にか下方修正したことを嫌気して、ストップ安となりました。
上期決算説明会で下期から上期までの値下げ戦略を改め、実質販売価格の上昇を目指す戦略に転じることを説明、これを受けて外資系証券が投資判断とも好評株価を引き上げたことが好感されて大幅高となりました。
昨日の大引け後に発表された2009年4−6月期連結決算発表前年同期比大幅減となったことから売られ大幅下落となりました。4−9月期の純利益を上昇修正したが材料視されずエコポイント効果が期待されていただけに失望売りを誘ったものと思われます。
高機能化学品をサウジアラビアで生産すると新聞で報じられ、収益拡大などを期待する買いが入り堅調となりました。
ストップ安となりました。昨日の引け後に発表した2009年4−6月期連結決算は純利益が前年同月比98%減となったことを嫌気した売りに押されました。
昨日の引け後に2010年3月期連結業績予想を上方修正したことを好感して買いが入り、ストップ高比例配分となりました。
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