幕間つなぎの材料株物色か
2010年度を目処に中国メーカー向けの風力発電機用大型ベアリング(軸受け)を量産する。海外ではこれまで欧米メーカー向けを中心に展開してきたが、今後成長が見込める新興国市場の開拓を急ぐ。
3社は共同で、太平洋沿岸に国内初の波力発電所を建設する。発電コストは太陽光発電より割安になる見通し。太陽光や風力に続き自然エネルギーの活用を競う動きが広がっている。
傘下の三菱化学は石炭から樹脂製品を製造する新しい技術を開発した。石油由来のナフサ(粗製ガソリン)を使う既存の石油化学コンビナートに頼らず樹脂の生産が可能になり、石油を使うよりも二酸化炭素(CO2)排出量を抑えられる。
米販売子会社を通じて、米家電量販店でAV機器の販売を始めた。量販店内のAV機器コーナーを利用し、米国内でのシェア拡大を狙う。
傘下のインド社を通じてルーマニアで骨粗しょう症治療薬の販売を始めた。これまではスロベニアの製薬会社を通じて販売していたが、インド社がルーマニアに持つ販路を活用する。
米国の大手住宅設備機器会社からパネル式ドア事業を年内に買収する。三和HDが自前で展開する米国事業と合わせると米国でシェアトップとなる見通し。国内市場が縮小する中で、海外事業の強化で成長への活路を求める。
売り 2240万株
買い 2360万株
(金額ベースはトントン越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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