『らき☆すた』の聖地、鷲宮神社で初詣をしてきた(2/3 ページ)

» 2010年01月01日 16時50分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

3000〜4000人ほどが並んでいた

 そうこうしているうちに年越しの時間が近付いてきたので鷲宮神社に向かうと、鳥居前で埼玉新聞の鷲宮特別版を配っていた。埼玉新聞が創刊65周年記念として『らき☆すた』とコラボした全4ページの新聞で、主人公である泉こなたの声優を務めた平野綾さんのインタビューなどが掲載されている。

製作したのは埼玉新聞だが、配っているのはボランティアの人たち

 鳥居横では鷲宮町閉町記念の『らき☆すた』住民票を300円で販売していた。アニメ制作を担当した京都アニメーションによる書き下ろしで、クリアファイルなどもセットで付いてくる。3万セットを用意しており、大晦日と正月3が日に販売するとのこと。

 また、特製の『らき☆すた』Tシャツ(3200円)を買った人向けの抽選会も行われており、賞品には平野綾さんのサイン入りTシャツなどがあった。抽選会のスタッフには鷲宮町と今度合併する栗橋町から手伝いに来ている人もいて、「うちでも同じようなことをやろうとしているんですよ」と話していた。

特別住民票(左)、埼玉新聞が開催した抽選会(右)

露店では『らき☆すた』のキャラクターを使った呼び込みも(左)、痛自転車を見て「すげー」と驚く警官の人たち、痛車は見当たらなかった(右)

 23時50分ころには、新年の参拝の列が神社の外まで伸びていた。家に帰ってからGoogleマップで確認してみたのだが、列の長さは400〜500メートルほど。1列4人で列の間隔を50センチとすると、3000〜4000人ほどが並んでいたことになる。列の前の方は『らき☆すた』ファンが多いのか男性比率が9割ほどだったが、後ろの方はほとんどが地元の人だったようで女性比率が高くなっていた。

行列は鷲宮神社の外、住宅街まで伸びていた

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