寒がりが多いのは、どこに住んでいる人?

» 2010年01月06日 08時00分 公開
[Business Media 誠]

 寒がりが多いのは、どこに住んでいる人なのだろうか。民間気象会社のウェザーニューズは、着ている服の枚数とその日の朝の気温との関係を調査したところ、「秋田県民」が最も寒がりであることが分かった。秋田県民は全国平均よりも1.16個ものアイテムを身につけていることが明らかに。次いで「山梨県民」(+1.09個)、「山形県民」(+1.06個)、「北海道民」(+0.56個)、「宮城県民」(+0.50個)と、「寒さに慣れていると思われる北国で寒がりな人が多い」(ウェザーニューズ)

 一方、下位を見てみると、45位は「沖縄県民」(−0.67個)、46位「和歌山県民」(−0.74個)、47位「岩手県民」(−0.94個)だった。「寒がり度が最も高かった秋田県の隣の岩手県が、最も寒さに強い県民という興味深い結果となった」(同)

(出典:ウェザーニューズ)

 また人口の多い都市で、着ている服の枚数などが全国平均よりも多いことが明らかに。東京都では+0.03個、大阪府は+0.17個、千葉県は+0.16個、兵庫県は+0.14個など、多くの大都市で平均以上だった。この結果について、ウェザーニューズは「都市部での気温上昇が起きている中、都市部で生活する人は意外にも多くのアイテムを身につけており、寒がりな人が多いようだ」としている。

寒さに気を遣っているのは「佐賀県民」

 寒さに最も気を遣っているのは、どこに住んでいる人だろうか。最も寒さに気を遣っているのは「佐賀県民」で、44%の人が「寒さにかなり気を遣っている」と回答。次いで「山口県民」(38%)、「山梨県民」(37%)、「大分県民、栃木県民」(36%)と続いた。上位にランクインしたエリアを見てみると、西日本エリアで多い傾向がうかがえた。

(出典:ウェザーニューズ)

 インターネットを使った調査で、全国のウェザーリポーター6767人(男性44%、女性56%)が回答した。調査期間は2009年12月21日から12月23日まで。

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