太陽光発電協会は2月10日、2009年度第3四半期(10月〜12月)と2009年の太陽電池セルモジュールの出荷統計を発表した。
2009年度第3四半期の出荷量は、前年同期比47.2%増の46万567キロワット。国内出荷は同191.6%増の19万748キロワットと3倍増に迫る勢いだったが、輸出は同9%増の26万9819キロワットにとどまった。出荷構成比は国内出荷が41.4%で輸出が58.6%。
輸出の内訳は米国向けが同34.8%増の6万3759キロワット、欧州向けが同6.9%増の19万457キロワット。一方、その他が同29.1%減となり、足を引っ張った。
用途別国内出荷量では、住宅用が同232.7%増の16万7895キロワットとなり、第2四半期との比較でも30.3%増加した。公的施設用・非公的施設用(産業・事業用)・その他は同46.6%増の2万1554キロワット、民生製品用・電力応用商品用は同432.4%増の1299キロワットだった。
2009年の出荷量は、前年比20.5%増の138万7025キロワットと過去最高を更新。国内出荷は同114.5%増の48万3960キロワットと倍増したが、輸出は同2.4%減の90万3065キロワットと前年割れした。
出荷構成比は国内出荷が34.9%で、輸出が65.1%。輸出のウェイトが2008年(80.4%)よりも約15ポイント下がっている。
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