“辛み離れ”は本当? 「寿司はサビ入り」20代では77%

» 2010年03月03日 12時13分 公開
[Business Media 誠]

 寿司の「サビ入り」が苦手という人はどのくらいいるのだろうか。サビ入りとサビ抜き、どちらで食べることが多いですかと聞いたところ「サビ入り」が85.1%、「サビ抜き」が8.8%であることが、アイシェアの調査で分かった。年代別で見てみると、40代で「サビ入り」と答えた人は91.7%を占めたが、20代では77.0%と、若い年代ほど少なくなる傾向がうかがえた。しかし、寿司を「サビ抜き」で食べることが多い人のうち、22.0%は「ワサビをおいしいと感じながら食べられる」と回答。「食べられない」という人は78.0%だったが、そのうち25.6%は今後ワサビをおいしく感じられるようになりたいと「思う」と答えた。

(出典:アイシェア)

 カレーライスの辛さについては、どのように感じている人が多いのだろうか。一番ちょうどよく感じる辛さを聞いたところ、「中辛」(48.9%)と答えた人が最も多かった。「辛口」(31.8%)と「激辛」(6.9%)を合わせると、38.7%が“辛口派”という結果に。寿司をサビ抜きで食べる人のうち、辛口派は16.0%と少なかったが、サビ入りで食べる人では42.1%。この結果を受け「寿司だけではなく、ほかの食べ物も辛いものを好んでいる人が多いようだ」(アイシェア)としている。

 子どものころより辛いものを「おいしい」と感じながら食べられるようになった人はどのくらいいるのだろうか。「食べられるようになった(とても+少し)」という人は90.7%。30代(64.2%)と40代(61.8%)、寿司をサビ入りで食べる人(64.0%)では6割を超えたが、20代(49.4%)とサビ抜きを食べる人(32.0%)では半数以下に。「大人になっても味覚や好みはあまり変わらない若者が多いようだ」(アイシェア)

 インターネットによる調査で、20〜40代の男女569人が回答した。調査期間は2月10日から2月16日まで。

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