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日経平均 | 11097.14円 | △110.67円 |
売買高 | 22億1089万株 | − |
日経平均先物 | 11120円 | △100円 |
売買代金 | 1兆5289億円 | − |
TOPIX | 979.58 | △13.45 |
値上がり銘柄 | 1359銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 450.97 | △7.41 |
値下がり銘柄 | 212銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1267.80円 | △9.35円 |
変わらず | 96銘柄 | − |
騰落レシオ | 137.47% | ▼2.03% |
過熱感が強いにも関わらず米国株高を受け、利益確定売りをこなして大幅高
米国市場が過熱感がありながらも堅調な展開となったことを受けて、日本市場も堅調となりました。昨日に引き続きハイテク銘柄などが業績上振れ期待が強い銘柄が堅調となり、昨日配当取りの利益確定売りに押されたような医薬品株なども堅調となり、好材料にも素直な反応となるなど、堅調な地合いが続きました。寄り付きの買いが一巡した後は目先的な過熱感が強いこともあり、11000円の節目を確認するような動きとなりましたが、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたこともあって、11000円台を保って小動きながらも堅調な展開が続きました。
後場もいつものように小動きととなりましたが、先物にまとまった買いも散発的に見られ、売り手控えられる中で指数を押し上げ、前場の高値を抜けました。まとまった買いもあくまでも散発的な動きで、追随して大きな上昇となることもなく、過熱感も強いことから上値も限定的となりました。引けを意識する時間帯からは、出遅れ感が強い銘柄などを物色する動きも見られ、底堅さを確認して先物などに買い戻しを急ぐ動きもあり、大幅高となって高値圏での引けとなりました。
小型銘柄も堅調なものが目立ちました。主力銘柄と同様に売り手控えられる展開となって、ちょとした買いで値を飛ばすものも見られ、東証マザーズ指数は大幅高、日経ジャスダック平均は堅調となりました。先物は散発的ではあるのですが、まとまった買いも見られ、指数を押し上げる展開となりました。逆にまとまった売りで指数を押し下げるような場面もあったのですが、買い戻しを急ぐ動きも出て、終始強含みの展開で相場上昇を主導する格好となりました。
目先的な過熱感が強い中で引き続き堅調な展開となりました。ここまで来ると、買い戻し一巡感はあるものの「どこで下落=調整に転じるか」と言う見方から、売り急ぐというよりは売り場探しとなっており、先物のまとまった売り買いなどに反応すると言うよりは、経済指標の発表、あるいはその発表のタイミングでの手仕舞いなどを考えている向きも多いのかもしれません。過熱感が強い中で買わなければならない理由もないのでしょうが、売り手控えの中、ちょっとした買い戻しが入ると値動きが良く、値動きの良さに連れて買われるという場面もあるものと思います。過熱感が強い中で、どこかで一旦は高値を付けるということ、「まだはもうなり、もうはまだなり」と冷静に考えておきたいものです。
11000円の節目を抜けて、今度は11000円を割り込んだら買い、と言うような展開となって来そうです。下値は10800円〜900円水準となる場面もあるのでしょうが目先的な過熱感が強い中で上値を試す展開となています。ストキャスティックスは高値圏にあるのですが、RSIはまだ上値余地もあり、高値を試しながらも調整となるタイミングを測るような動きとなりそうで、ローソク足の形で「売り」のパターンが出現するのかどうかが注目されます。
一気に抜けて来ました。RSIは若干上値余地もあるのですが、高値圏にあり、ストキャスティックスも高値圏にあることから過熱感は強く、そろそろ上値も重くなり、上値の重さを確認して調整となるものと思います。基準線や移動平均線との乖離も広がっており、上値も重くなって来るものと思われ、上値の重さが確認されたところから、一気に調整となる可能性もありそうです。ローソク足の形などを注意して見ておいた方が良いと思います。
引き続き雲の中で底堅い展開となっていますが上値も重い状況が続いています。RSIもストキャスティックスも今度は下げ足りないような感じでしたが、雲の下限を意識して底堅く、戻りを試す展開となっています。まだしばらくは雲の中での動きと見ておいていいのではないかと思います。
配当落ち銘柄の反発が目立つ
昨日配当権利落ちとなり利益確定売りなどもあって売られた反動に加え、東京海上日動火災保険(8766)と提携すると新聞で報じられ、好感する買いが入り堅調となりました。昨日の下落を取り戻す格好となりました。
海外市場で商品市況が堅調となったことに加え、2010年3月期の連結経常損益が上方修正となりそうだと新聞で報じられ、大手証券が目標株価を引き上げたこともあり、堅調となりました。
昨日の引け後に2010年3月期の連結最終損益が従来予想の黒字から赤字となったと、下方修正を発表。嫌気する売りに押されて大幅下落となりました。前日まで大きく上昇していたことの反動もあったものと思います。
昨日の大引け後に2010年3月期の連結経常損益が従来の赤字予想から一転、黒字に転換しそうだと発表、好感する買いが入り堅調となりました。
中国で開通予定の地下鉄の車両向けに、モーターや制御装置などの電機品を受注したと新聞で報じられ、中国など新興国のインフラ整備の一貫として鉄道が見直されるなかで業績拡大が期待されて買われ、大幅高となりました。
主力の情報機器などの収益が改善したことや「LED照明」「有機薄膜太陽電池」「有機EL照明」などの新規事業に期待して、国内証券が投資判断を引き上げたことから大幅高となりました。業績回復銘柄を物色する動きから買われた面もあると思います。
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