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日経平均 | 11204.34円 | △36.14円 |
売買高 | 22億3383万株 | − |
日経平均先物 | 11210円 | △40円 |
売買代金 | 1兆8222億円 | − |
TOPIX | 989.42 | △3.43 |
値上がり銘柄 | 1065銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 474.83 | △5.32 |
値下がり銘柄 | 473銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1294.32円 | △3.13円 |
変わらず | 137銘柄 | − |
騰落レシオ | 152.06% | △11.59% |
米国株高を受けて買い先行で始まるも週末の手仕舞い売りもあって上値が重い
昨日の大幅安の反動や米国株高を受けて、オプションSQ(特別清算指数)算出の動きも絡みながら買い先行となりました。ただ、円安基調には変わりないものの海外市場で一時大きく円高に振れる場面があったことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたこともあって、寄付きからの買いが一巡した後は上値の重い展開となり、上値の重さが確認されるとこれまでの相場を牽引してきたハイテク銘柄を中心に軟調となるものが目立ち、指数も軟調となりました。
後場は若干戻り歩調となったものの買い戻しを急ぐ動きも限定的、上値の重さが見られると手仕舞い売りに押され、底堅さが見られると買い戻しも入るといった状況で、底堅いながらも上値の重い、方向感のない展開となりました。ハイテク銘柄や商社株が売られ小売り株や電鉄株などの内需関連銘柄が堅調となり、指数を下支えしました。最後まで買い急ぐ動きも、売り急ぐ動きもなく堅調ながらも上値の重い、指数は方向感のない展開となりました。
小型銘柄も昨日に引き続き主力銘柄の上値が重くなるなかで、幕間つなぎ銘柄として物色されて堅調なものが多く、日経ジャスダック平均は週末の手仕舞い売りもあって小幅高に止まりましたが、東証マザーズ指数は大幅高となりました。先物も相変わらずまとまった売り買いがどちらかに偏って断続的に出るようなこともなく、方向感のない展開となりました。目先筋が中心と見られ、買われれば売られ、売られれば買われるというような展開が続きました。
さすがに過熱感も強く、9週連続高とはなりませんでしたが、指数は上値が重いものの中を見てみると物色対象に変化が見られ、うまく「循環物色」となって買い方の回転は効いているものと思われます。指数はともかく、相場全体としての基調は強含みと見ても良いものと思います。景気回復、企業業績回復を織り込む動きとなって、決算動向などを見ながら徐々に回復が織り込まれているということなのでしょう。買われすぎると売られ、出遅れ銘柄を物色するという動きは来週以降も決算をにらみながら、指数の過熱感を冷ましながら続くものと思います。
転換線にサポートされて底堅い展開となっています。RSIやストキャスティックスは高値圏からの調整となっており、まだまだ上値の重い展開が続きそうで、一旦は転換線にサポートされたものの1月高値水準を意識するように押し目を確かめる動きとなって来るのではないかと思います。
まだ、転換線のサポートを確認するようなところまで押さず、堅調な地合いが続いています。いったんは転換線のサポートを確認するような場面も出てくるのでしょうが、引き続き基調は強いものと思います。
転換線にサポートされながら下値を試す動きとなっています。また、RSIもストキャスティックスも高値圏からの調整が続きもう一段下値を試すことになるかもしれません。それでも、1月高値水準を意識するところにあり、底堅い展開は続くものと思います。
小売り株が高く、ハイテク銘柄が軟調
昨日の引け後に2010年8月期の連結営業利益が従来予想に上積みされたことが好感されて買われ大幅高となりました。国内事業の粗利益率と欧米収益の改善が進んでいると見て、大手証券が目標株価を高いところで据え置いたことも好感されたものと思います。
昨日の引け後に中期経営計画を発表、2012年度に2009年度比3倍超となる営業利益を目指すとしたことから、業績改善が期待されて買われました。新興国など海外での売上比率を高めるとしたことなども評価されたものと思います。
2010年3月期通期の営業損益が黒字になったと新聞で報じられ、また、米アップル社の高機能携帯端末に使われている部品で、日本企業で唯一、同社子会社の製造した部品が使われているとも報じられましたが、特に買い材料視されず、利益確定売りに押されて軟調となりました。
2010年3月期の連結営業利益は前の期に比べ倍増したもようと新聞で報じられ従来予想を上回ったことや需要が堅調で業績の先行きも期待されることが好感されて堅調となりました。
大幅高となりました。昨日の引け後に2010年2月期の連結決算と併せ、2011年2月期の連結純利益が前期比2.2倍になるとの見通しが示されたことで、収益改善期待から買われて大幅高となりました。
為替が一旦大きく円高に振れるなど円高懸念が強まったことで利益確定売りを急ぐ動きとなり、売りが嵩んだことで改めて売り急ぐ動きとなったものと思います。昨日、外資系証券が投資判断を引き下げたことも売り要因となったものと思います。
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