Appleが4月に米国で発売したタブレット型端末iPad。日本でも5月28日に発売されるが、ソフトバンクショップや量販店、アップルストアでは予約受付を終了するほど、注文が集まっているようだ。
ドゥ・ハウスの調査によると、iPadの認知状況を調べたところ、「詳しく分かっている」は8.5%、「ある程度はどんなものか分かっている」は43.9%、「名前は聞いたことがある程度」は36.8%、「知らない」は10.9%だった。「詳しく分かっている」「ある程度はどんなものか分かっている」「名前は聞いたことがある程度」を合わせた認知度は89.2%で、ほとんどの人に知れ渡っているようだ。
しかし、iPadの発売前購入意向を調べると、「絶対購入する」「たぶん購入する」を合わせた購入意向層は7.9%にとどまり、「絶対購入しない」「たぶん購入しない」を合わせた割合は59.5%に達した。
iPadの購入意向層に想定利用用途を尋ねると、トップは「インターネット」で87.3%。以下、「Eメール」(73.8%)、「電子書籍の購読」(60.3%)、「ビデオ鑑賞」(50.0%)、「音楽」(45.2%)、「写真」(44.4%)、「スケジュール帳として」(38.9%)、「ゲーム」(36.5%)、「YouTubeの鑑賞」(35.7%)が続いた。
iPhoneなどでも利用できるような機能が上位に並んでいるが、ドゥ・ハウスでは「『電子書籍の購読』が3位に入っていることが、ほかのデバイスの用途と比較して特徴的だと感じている」とコメントしている。
インターネットによる調査で、対象は20〜59歳の男女1600人(男性800人、女性800人)。調査期間は4月4日と5日。
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