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日経平均 | 9914.19円 | △310.95円 |
売買高 | 19億6464万株 | − |
日経平均先物 | 9940円 | △330円 |
売買代金 | 1兆4436億円 | − |
TOPIX | 890.64 | △20.59 |
値上がり銘柄 | 1456銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 421.76 | △8.86 |
値下がり銘柄 | 138銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1262.82円 | △4.77円 |
変わらず | 79銘柄 | − |
騰落レシオ | 74.41% | △3.47% |
円安や米国株高を好感、売られすぎの反動もあって大幅高
米国株高や円安を受けて買い先行となりました。先物を筆頭に軒並み買い気配から始まり、大幅高の始まりとなりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)もわずかではあるのですが買い越しと伝えられ、寄り付きの買いが一巡となった後も持高調整の売りも止まったようで値持ちの良い展開となりました。いったん節目と見られる9800円水準で上値を押さえられる場面もありましたが値持ちの良さに痺れを切らしたような先物の買いも入り一段高、次の節目の9900円水準を窺うような展開となりました。
後場も入っても買い気は衰えず、一段高となりました。寄付きから買い戻しや買い直しを急ぐ動きがあって節目と見られる9900円水準を試し、9900円水準ではさすがに上値も重くなったものの、上値の重さを嫌気するような動きもなく値持ちの良い展開は続き戻り売りをこなしながら大幅高となりました。持高調整の売りが一巡となったと見られたことで売られすぎ銘柄が買戻しや押し目買いと見られる買いで大きく戻し、最後まで買いが続いて大幅高、高値圏での引けとなりました。
小型銘柄も堅調とはなったものの、買戻しがない分、主力銘柄ほどの上昇とはなりませんでした。東証マザーズ指数は大幅高となったのですが、日経ジャスダック平均は堅調ながらも上値の重い展開となりました。先物は散発的ではあるのですが、まとまった買いが見られ、その都度指数を押し上げる場面が見られました。買戻しも断続的に入っていたようで、終始値持ちの良い展開となりました。
大幅高となった割りには売買高、売買代金ともに物足りず、盛り上がりに欠ける展開となりました。持高調整の売りが一巡となったことで、買戻しを急ぐ動きや買い直す動きはあるものの、まだ疑心暗鬼で新たな買い手や市場参加者が増えるということではないようです。いったん10000円を窺う展開となっても改めて9800円水準での底堅さを試すことになるのでしょうし、逆に買い戻し一巡となり上値が重くなると9800円水準での底堅さを確認してから10000円を目指すことになるのでしょう。
転換線を抜けたことで一気に上値追いとなりました。昨日の相場でかろうじて9600円水準を保ったことで、底堅さが見られたものと思います。節目と見られる9800円〜900円水準まで戻り、今度は9800円水準での底堅さを確認することになるか10000円の節目を試すことになるのでしょう。
一気に「窓埋め」とは行きませんでしたが転換線を抜けて戻りを試す展開となりました。2月安値水準を抜けてきたことで次の節目目指す、窓を埋めるような動きとなるものと思います。RSIもストキャスティックスも底値圏からの反発となっており、堅調な展開が期待されます。
基準線を抜けて雲の中に突っ込んできました。基準線を抜けるのはもう少し後になるかと思われましたが遅行線が雲のねじれの日柄で抜けた格好です。雲の上限に上値を押さえられるのかもしれませんが、雲の上限が急落となっており、上値を試すというよりは基準線や雲の下限水準での底堅さを確認するような動きとなって来るものと思います。
円安を好感してほぼ全面高
液晶テレビ用パネルの生産能力を2011年2月に従来の2.4倍に増強すると新聞で報じられ、テレビ需要増に対応する動きで収益拡大期待から買いが入り大幅高となりました。
米GE(ゼネラル・エレクトリック)と風力・太陽光発電所などの自然エネルギー分野で提携したと新聞で報じられたことを好感する買いや売られすぎた銘柄の買い直し、買戻しが入り大幅高となりました。
傘下の衣料品店の5月既存店売上高が前年同月比で3カ月ぶりのプラスとなったことが好感されて買われ、昨日売り込まれていた反動もあって大幅高となりました。
円安を好感してほぼ全面高となるなかで、軟調となりました。昨日まで相場全体が軟調となる中で買われていた反動に加え、ディフェンシブ銘柄を敬遠する売りも嵩んで軟調となりました。
トヨタ(7203)と2010年度の鋼材価格について、上半期に2009年度より1トン2万円程度引き上げると新聞で報じられ、値上げ幅は想定の範囲内ながらも決定しそうだということが好感されて買われ堅調となりました。
昨日、5月の既存店売上高を発表。前年同月比でプラスとなったものの、プラス幅がわずかであったことから、失望感が募り、手仕舞い売りに押されて軟調となりました。天候に恵まれなかった割りには健闘といえるが期待が強かっただけに失望感が強かったようです。
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