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日経平均 | 9901.19円 | ▼13.00円 |
売買高 | 17億6255万株 | − |
日経平均先物 | 9930円 | ▼10円 |
売買代金 | 1兆2809億円 | − |
TOPIX | 890.16 | ▼0.48 |
値上がり銘柄 | 778銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 424.86 | △3.10 |
値下がり銘柄 | 730銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1266.60円 | △3.78円 |
変わらず | 164銘柄 | − |
騰落レシオ | 69.55% | ▼4.85% |
為替は落ち着き米国市場も堅調だが週末の手仕舞い売りもあって方向感のない展開
米国市場は堅調となり、為替も円安が進むということではないにしても落ち着いた展開となったのですが、昨日の大幅高の反動もあって売り先行となりました。寄り付きの売りが一巡となった後は円安期待や週末の手仕舞いの買戻しもあってじりじりと堅調な展開となりましたが、10000円という節目を意識して上値の重さが確認されると目先筋の手仕舞い売りも嵩んで軟調となりました。それでも逆に軟調となる場面では買戻しも入って底堅く、方向感のない展開となりました。
後場も円安期待などから買いものがちに始まりましたが買いが続かないと見ると手仕舞い売りを急ぐ動きもあり、すぐに軟調となりました。前場同様に軟調となる場面では買戻しも入って底堅く、指数は方向感なく小動きとなりました。週末に米国雇用統計の発表やG20財務相、中央銀行総裁会議を控えていることから、積極的に持ち高を偏らせることもなく、見送り気分の強い展開となり、指数も方向感のない展開となりました。信用収縮からの持高調整の売りも一段落となって、売り急ぐこともなく、業績面からの割安感を見直すのも来週からでも良いということなのでしょう。
小型銘柄も小動きとなりましたが、幕間つなぎとして目先的に値動きの良い銘柄を物色する場面も見られ、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均共に小幅高となりました。先物は前場はまとまった売り買いが交錯し、指数が振らされる場面もあったのですが、後場に入るとまとまった売り買いも散発的に見られるだけで、方向感の無い展開となりました。目先筋の手仕舞い中心と見られ、指数を方向付けるようなこともありませんでした。
新首相が決まっても特に反応はなく、週末に主要な経済指標の発表や会合を控えていることから、積極的な売り買いに乏しい展開となりました。政策の変更などもはっきりとしているわけでもなく、新首相になったからといって何も変わらない、そもそも政局は相場の変動要因にならない、ということなのでしょう。週末の会合の動向や経済指標の発表を受けた市場の動向、為替動向などが来週からの相場を動かすことになるのでしょう。
9800円水準から10000円のところで空けた「窓」を埋めるように、10000円の節目を意識して上値が重くなりました。それでもストキャスティックスは高値圏ながらも上値余地はあり、RSIはまだまだ底値圏からの反発が始まったところで過熱感が強いわけでもなく、9800円水準を割り込まなければ堅調な展開が続くものと思います。雲のねじれの日柄では戻りを試す動きが高まり、過熱感が出てくるのかもしれません
上値の重い展開となりました。ストキャスティックスは高値圏まで上昇となりましたが、まだ上値余地もあり、RSIは底値からの反発が始まったばかりで過熱感はなく、まだ戻りを試す動きは続くものと思います。2月のもみ合い水準の上限までの戻り、基準線までの戻りは期待されます。
引き続き堅調な展開となって、ストキャスティックスは高値圏になりましたが、まだ若干上値余地もありそうです。RSIはまだ上値余地もあり、強含みの展開となりそうです。雲の上限に上値を押さえられて今後も上値の重い展開は続きそうですが雲の上限が上昇しており、雲の上限が急落となっているところまでは少なくとも堅調な地合いが続くのでしょう。
個別の材料に反応、幕間つなぎの動きが中心
昨日の事業説明会でエネルギー・環境分野に経営資源を集中させる方針を示したことで、長期的な収益拡大継続が期待されて買われ、堅調となりました。
買い気配で始まり大幅高となりました。リチウムイオン電池用正極材用生産ラインを増強すると新聞で報じられたことから、今後の需要拡大に対応して収益寄与も大きいということが好感されて買われました。
中国の携帯電話会社が次世代移動通信の規格である「LTE」の大規模実験を始めると新聞で報じられたことから、関連する計測器を手掛ける同社の収益拡大につながるとの思惑から買われ大幅高となりました。
為替が円安傾向にあると期待されたことや、北米事業が2011年3月期に所在地別営業利益で過去最高になると新聞で報じられたことが好感されて買われ、大幅高となりました。
タッチパネルメーカーなどの競争激化を受けて、フィルムに対する値下げ・品質改善の要求が高まっていることから大手証券が投資判断を引き下げ、嫌気した売りに押されて軟調となりました。
昨日発表した2010年4月期連結決算を発表、今期も調剤薬局が順調に拡大していることやコスト圧縮が進んで、売上、純利益共に前期に続いての過去最高更新となりそうだとしたことが好感されて買われ、大幅高となりました。
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