6月20日の父の日まであと少し。現代の父親はどのような苦労をしているのだろうか。
リーブ21の調査によると、子どもがいる男性に「父として、どんな苦労がありますか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「家族のために仕事で勤労」と「家族のため、少ないお小遣いでやりくり」でそれぞれ18.8%。以下、「(子どもの)しつけ」が14.2%、「休みの日に家族で出かける(家族サービス)」が13.3%、「父としての威厳を保つこと」が6.9%、「カッコいい父親になるため、髪・ファッションに気を遣う」が6.4%で続いた。一方、「ない」という人も9.6%いた。
子どもの目から父親の苦労はどのように見えているのだろうか。「自分の父親はどんな苦労をしていますか(していましたか)?」と聞くと、最も多かったのは「家族のために仕事で勤労」で59.5%。以下、「休みの日に家族で出かける(家族サービス)」が17.5%、「家族のため、少ないお小遣いでやりくり」が15.8%、「父としての威厳を保つこと」が15.5%、「(子どもの)しつけ」が9.7%で続いた。
リーブ21では、「『父としての威厳を保つ』苦労については、自分の父親の場合が自分自身の場合の2倍以上になっている。これは上の世代の方が、一家の長として威厳を保つことに力を注ぎ、若い世代の父親にはその意識が薄れてきている表れではないか」と分析している。
どんな父親が求められているのだろうか。「芸能人で理想の父親は誰ですか?」と尋ねると、トップは「所ジョージ」さんで31.8%。以下、「関根勤」さんが24.4%、「つるの剛士」さんが10.2%、「島田紳助」さんが8.7%、「明石家さんま」さんが4.9%で続いた。
「関根麻里さんの父である関根勤さん、IMALUさんの父である明石家さんまさん、穂のかさんの父である石橋貴明さんがランクインし、子どもが二世タレントとなっている芸能人の父親のイメージが強いようだ」(リーブ21)
インターネットによる調査で、対象は男女607人(男性241人、女性366人)。調査期間は3月15日から4月15日。
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