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日経平均 | 10238.01円 | △242.99円 |
売買高 | 17億7107万株 | − |
日経平均先物 | 10230円 | △230円 |
売買代金 | 1兆3029億円 | − |
TOPIX | 902.49 | △17.85 |
値上がり銘柄 | 1469銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 416.57 | △7.85 |
値下がり銘柄 | 141銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1276.15円 | △7.86円 |
変わらず | 65銘柄 | − |
騰落レシオ | 98.24% | △12.11% |
欧州金融不安が薄れたことに加え、中国元の実質切り上げも好感されて大幅高
週末の米国市場が堅調となったのですが、上値も重く、欧州金融不安が薄れたのですが、中国元の切り上げの問題もあり、週明けの日本市場も心配されたのですが、欧州金融不安が後退したことを好感、中国元の問題も切り上げと言っても大きく切り上げられたわけでもなく、逆に中国の景気拡大が進むのではないかとの見方から買い先行となりました。週末のヘッジ売りの買戻しも入り、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も売り買い拮抗と伝えられたこともあって、寄り付きの買いが一巡した後も堅調な値持ちのいい展開が続き、値持ちの良さを好感するように大幅高となりました。
後場も10000円水準での底堅さが確認されたことや円安が進んだことから、買い戻しを急ぐ動きもあり、一段高となりました。ただ、寄付きから買い先行で始まり一段高となった後は根持ちは良いもののさすがに改めて買い上がる動きも限定されて節目と見られる10200円台半ばでは上値も重くなりました。そうかと言って上値の重さを嫌気して手仕舞い売りを急ぐわけでもなく、目先筋の売りをこなしながら大幅高水準でのもみ合いが続きました。最後は利益確定売りや目先筋の手仕舞い売りもあって上げ幅縮小となりましが、予想外に大きな値上がりとなりました。
小型銘柄も堅調なものが目立ち、東証マザーズ指数は大幅高となりました。ただ、一方で主力銘柄が軒並み高となるなかで値動きの悪さを嫌気する動きもあり、日経ジャスダック平均は堅調ながらも上値の重い展開となりました。先物も朝方はまとまった買戻しなどもあり、指数を押し上げる場面もありましたが、後場は寄り付きの買いが一巡した後はまとまった買いも少なく、指数を押し上げるような場面はあまり見られませんでした。
欧州金融不安や米国の景気減速懸念にも反応が鈍くなっており、懸念材料が徐々に織り込まれているようです。信用収縮が一段落となったことから、売り急ぐ動きがなく、売り叩き難くなったものと思います。このまま、戻りを試す展開となれば、ちょうど日柄も値幅も2006年と同じような展開となります。そのときは7月の上旬までの戻りとなりましたが、今回もそのパターンを当てはめて見ると7月上旬に戻り高値で10200円〜400円程度をつけることになります。
遅行線は日々線に上値を押さえられはしたものの基準線のサポートを確認して上値追いとなりました。いったん下落を示唆していたストキャスティックスも上昇となりましたが、高値圏にあり、RSIは上値余地のある中で再び上昇となりましたが、水準としては高く、遅行線が絡む日々線が急落となっていることもあり、いったんは上値の思い展開となり、日々線が雲の薄いところで抜けるような展開になって来るものと思います。
ようやく基準線を抜けて来ました。基準線の下落も止まり、しっかりとサポートとして機能しそうですが、遅行線が日々線の下落している日柄にあたり、いったんは基準線のサポートを確認するように上値の重い展開から押し目を作ることになるものと思います。RSIは再び上昇に転じ上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏にあり、いったん調整となりそうです。
雲のねじれで下値を試すように下落となりました。底堅さも見られるのですが、RSIもストキャスティックスも下値余地があり、下落となっており、引き続き下値を探るような軟調な展開となりそうです。ストキャスティックスも下値余地があり、下落とはなっているのですが、底値圏でもあり、大きく下押すというよりは日柄的な調整が続くということなのだと思います。
円安を好感して輸出株が高い
自動車向けの新しい炭素繊維材料を開発したと新聞で報じられ、年内にも量産を開始することや産業行に幅広く展開できることから収益拡大を期待した買いが入り大幅高となりました。
米国で同業のキャタピラーが建機販売が好調と発表し好感されて買われ、中国元高期待もあって大幅高となりました。ここまで大きく売られていた反動もあったものと思います。
タッチパネルなどの汚れを防ぐフッ素コーティング剤を増産する。日米の生産設備を増強するほか、中国での生産も検討、スマートフォンなどの需要尾増への対応を急ぐと新聞で報じられたことが好感されて買われ大幅高となりました。
ウエハーの値上げはかなり織り込まれたと判断し、国内証券が投資判断を引き下げたことが嫌気されて大幅安となりました。最終需要とメモリー単価の下落の懸念も引き下げ材料となったようです。
ニューヨーク市場で金先物が最高値を更新、中国で元高から金需要も増えるとの思惑もあり、金価格抱き高期待が強く、業績上振れにつながるとの期待から買われ、大幅高となりました。
中国での景気拡大期待や資源エネルギー部門の収益寄与が期待できるとして国内大手証券が投資判断を引き上げたこともあり、大幅高となりました。
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