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日経平均 | 9693.94円 | ▼43.54円 |
売買高 | 14億2540万株 | − |
日経平均先物 | 9690円 | ▼50円 |
売買代金 | 0兆9641億円 | − |
TOPIX | 860.80 | ▼6.50 |
値上がり銘柄 | 484銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 385.43 | ▼17.45 |
値下がり銘柄 | 1088銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1246.89円 | ▼12.63円 |
変わらず | 102銘柄 | − |
騰落レシオ | 99.60% | ▼3.27% |
週末の大幅下落の反動から買い先行で始まるも手掛かり難の中、持高調整の売りが続き軟調
週末の米国市場は方向感はなかったのですが、大幅下落の反動や為替の落ち着きを好感するように買い先行となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が大幅売り越しと伝えられたこともあって、寄り付きの買いが一巡した後は上値の重い展開となり、上値の重さを嫌気するように持高調整と見られる売りに押されて軟調となりました。それでも、G20でも悪い材料も良い材料決まらなかったことで、方向感はなく、売り急ぐ動きもなく指数は小動きとなりました。
後場に入っても大きな動きはありませんでした。持高調整の売りに押されて下げ幅を広げる場面もありましたが、慌てて売り叩くような動きもなく、逆に買戻しを急ぐでもなく、軟調という水準で方向感なく小動きとなりました。為替も動きはなく、売り買いが交錯するような場面もほとんど見られず、換算とした中でで目先筋の売り買いなどが中心で最後まで方向感はなく、盛り上がりに欠ける相場展開となりました。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、東証マザーズ指数は大幅下落となりました。幕間つなぎとして物色されるでもなく、日経ジャスダック平均も軟調となりました。先物も先行き見通しの強弱間も見られず、目先筋の小掬い商いが中心で方向感を出すような場面もほとんどありませんでした。
軟調ながらも売り急ぐでもなく、底堅いでもなく方向感のない展開となりました。G20でも悪い材料となりそうな金融規制強化の問題も景気回復維持の協調も決まらず、何も決まらないということで材料とはならず、米国金融改革法案の問題も消化仕切れないと言うことなのでしょう。というよりはそもそもが目先の需給要因で死すが振らされることが多く月末接近で積極的に持ち高を増やす動きのないなかで方向感のない展開となったものと思います。日米の経済指標の発表も多く、そうした指標の発表に一喜一憂しながら方向感のないもみ合いとなりそうです。
引き続き遅行線が日々線に上値を、日々線は基準線に上値を押さえられています。RSIはまだまだ高い水準ですが方向感はなく、ストキャスティックスは底値圏になってきたので、今度は遅行線が日々線にサポートされるような形になり底入れとなるのかもしれません。遅行線が絡む日々線が安値となった日柄であり、明日、明後日に底堅い展開となれば、底入れ感が強まるものと思います。
遅行線が日々線に上値を押さえられて下値を試す動きとなっています。遅行線が絡む日々線の底値の日柄となり、ここで底堅さが見られて戻りを試す展開となるものと思います。RSIは方向感はないのですが、ストキャスティックスは底値圏にあり、反発が期待されるところです。
昨日に続き遅行線が日々線に押されるように軟調となっています。ただ、RSIもストキャスティックスも底値圏まで下落、遅行線が日々線の底値の日柄にあり、「底−底」一致の形で底入れが期待されます。1月、2月、5月と底値をつけた水準でもあり、少なくともこの水準からは底堅さは見られるものと思います。
総じて軟調な中でディフェンシブ銘柄が堅調
これまで高炉メーカーが納入していた自動車用鋼板を自動車部品メーカーなどに納入すると新聞で報じられたことから、収益拡大が期待されて買われ、堅調となりました。
政府がインドと原子力協定の締結に向けた交渉を開始すると発表。協定が締結されれば市場拡大が有望なインドの原子力発電所建設に参入でき、好感して買い先行となったものの、上値の重さを嫌気した見切売りに押されて軟調となりました。
航空機向け炭素繊維複合素材事業に参入すると正式発表し、航空機向けの受注拡大、業績拡大期待から買われて堅調となりましたが上値の思い展開となりました。
先週末の米国市場で原油先物価格が大幅上昇、約1カ月半ぶりの高値をつけたことから、好感する買いや先週末までの大幅下落の反動からの買いが入り堅調な始まりとなりましたが、買いは続かず見切売りに押されて軟調となりました。
先週末の引け後に2010年5月期通期業績の上方修正を発表し、素直に好感する買いが入り堅調となりました。
健康ブームの中で食用油の販売自粛問題で落ち込んでいた特定保健用食品が一時期に比べ回復していると新聞で報じられたことに加え、全体に手詰まり感が強い相場のなかで景気の影響を受け難いディフェンシブ銘柄として買われ、堅調となりました。
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