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日経平均 | 9278.83円 | ▼21.63円 |
売買高 | 20億2391万株 | − |
日経平均先物 | 9280円 | ▼20円 |
売買代金 | 1兆0885億円 | − |
TOPIX | 829.35 | ▼2.91 |
値上がり銘柄 | 407銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 387.91 | △1.32 |
値下がり銘柄 | 1123銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1216.92円 | ▼2.48円 |
変わらず | 138銘柄 | − |
騰落レシオ | 75.57% | ▼2.38% |
米国株高に加え売り急ぐ材料に乏しい中で持高調整の売りに押されて冴えない展開
米国株が堅調、為替も円安となったことから、買い先行となりました。前日までの大幅下落の反動もあり、戻りを試すように大幅高の始まりとなりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたこともあり、寄り付きの買いが一巡すると上値の重い展開となり、上値の重さを嫌気すると見切売りも嵩み、上げ幅縮小となりました。それでもまだ売り急ぐ動きもなく、堅調な地合いが続きました。
後場に入ると寄付きから売り先行となり、軟調となりました。戻りを試す場面では改めて上値の重さを確認するような格好となり、前場堅調となっていたハイテク銘柄なども軟調なものが散見されました。銀行の大型公募が指数算出に計算されることから、持高調整の売りも嵩んだようで、金融株が総じて軟調となり、時価総額の大きな電気株や自動車株、商社株なども売られました。円高となる場面もありましたが、円高で株が売られたというよりは株が売られて円高になったという格好でした。
小型銘柄も軟調なものが目立ち冴えない展開となりました。売り急ぐような動きはないのですが、小口の見切売りに押されるといった状況で日経ジャスダック平均は軟調となりました。東証マザーズ指数は最後に買い戻しが入り堅調となりました。先物もまとまった売り買いが午前中には見られましたが後場は寄付きからしばらくの間は見られたのですが、まとまった売り買いは手控えられて方向感の無い展開となりました。相変わらず目先筋の売り買いが中心となっていたようです。
相変わらず上がっても下がっても盛り上がりに欠ける展開となっています。銀行の大型公募の影響が大きいということで方向感が見られないものと思います。米国市場に反応しないというか、悪いほうにばかり反応しているということなのでしょう。市場では悲観的な見方が多く、悲観的に見ていることで下がっても安心感が出ているということなのだと思います。好調な決算や楽観的な決算が見られればセンチメントも変わって来るかもしれません。
戻りかけたのですが昨日の「窓」を埋めて達成感が出たような格好です。RSIは方向感がなく、ストキャスティックスはまだ下落を示しており、下値模索、押し目を確認するような動きが続くのかもしれません。それでももう一段下がったところでは割安感も出て来るものと思います。
ストキャスティックスは底値圏になって来ましたがRSIはまだ方向感のない展開です。いったんは底入れとなってもおかしくはないところであり、7月初めの安値を割り込めば割り込んだで達成感が出て、割り込まなければ割り込まないで底堅さを確認して、いずれにしてもそろそろ反発となってもいいところです。
さすがに週明けには底堅さも見られましたが下値を試す動きとなっています。RSIもストキャスティックスも上値余地のある中で急落となり、RSIはまだ下げ足りないものの、ストキャスティックスは一気に安値圏まで下落となり、底堅さも見られそうです。RSIはまだ下値余地も大きく、値幅というよりは日柄の整理となって来そうです。
指数への思惑もあって売り買い交錯
日本や北米での半導体製造BBレシオが(出荷額に対する受注の割合)が前月比で上昇。受注増が要因とされ、収益拡大期待から両社など半導体製造関連株は買い先行となりましたが、地合いの悪さに押されて軟調、上値の重い展開となりました。
昨日の引け後に中国の自動車メーカーと折半出資で合弁会社を設立すると発表。中国政府の農村向けの補助金投入から、農機需要拡大が期待されて買われました。手詰まり感の強い相場で目先筋の物色を集め大幅高となりました。
海運指数に底堅さが見られたことや2010年4−6月期の連結経常損益が黒字となったようだと新聞で報じられ好感されて買い先行となりましたが、先行きに対する警戒感や地合いの悪さに押されて軟調となりました。
シリコンウエハーなどを薄く切断する工具の販売が大幅に増加、2010年4−6月期の連結営業損益が黒字となったもようと新聞で報じられ、黒字転換を好感する買いが入り大幅高となりました。
中国など外需向け光ファイバー母材などの需要好調やスマートフォン需要増に伴うフレキシブルプリント基板の見通し引き上げなどから外資系証券が投資判断と目標株価を引き上げ、好感する買いが入り堅調となりました。
4営業日ぶりに反発となりました。本日の引け後に4−6月期決算を発表する予定で、高炉大手に対する相対的なコスト競争力が向上し、業績改善が期待されることから、先回り買いが入り堅調となりました。
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