好業績を見直す展開か
半導体・液晶製造装置部門の生産を効率化する。設計を見直し、組み立てやすくすることで、2011年3月期の在庫水準を実質的に現在の半分にする。
インフルエンザウイルスの感染を約6分で判定できるシステムを開発した。光をあてて反応を見る免疫測定法と呼ばれる手法を採用することで時間を半分以下に短縮した。世界的に昨年はやった新型インフルエンザウイルスの判定も可能という。病院や診療所などに同装置を販売していく計画。
英グラクソスミスクライン、米ファイザーと米欧で共同開発中の抗エイズウイルス(HIV)薬候補について、既存の標準的な治療法に比べウイルスの減少効果が高く、ウイルスの耐性化が少ないことなどを確認できた。
中国で小型建設機械の現地生産を始める。日本からの輸出から現地生産に切り替えて価格競争力のある製品を投入。販売拠点も現在の3倍に増やし、中国での2018年の売上高を今期見込み比で5倍強に増やす。
年内に中国で自動車向け接着剤の生産を始める。その後。太陽電池向け接着剤や携帯電話向け保護膜材の生産も始め、自動車や情報技術(IT)機器の生産拡大が進む中国での需要を取り込む。
タイに幼児用オムツ工場を建設する。同社初の海外工場となるが、現地生産でコスト競争力を高め人口増が見込まれる東南アジアで高級品市場を開拓する。
売り 860万株
買い 2950万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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