今回のロンドン出張では時差調整日が1日あったため、半日ほどロンドン市内を観光する時間があった。といっても、以前ロンドンで開催されたITS世界会議に参加した際に一通りの名所は見ていたため、今回はiPhone片手に市内を散歩がてら視察することにした。
ここで役に立ったのが、iPhone標準搭載の「マップ」と、ナビタイムジャパンのiPhoneアプリ「Journey Pro」だ。前者はGoogleマップを使った地図サービス、そして後者はロンドン市内の地下鉄(チューブ)に対応した乗り換え案内サービスである。
まず「マップ」だが、こちらは日本で使うのと同様に日本語で地図が表示されており、GPSで現在地を表示したり、電子コンパスで自分が向いている方向を確認することができる。簡易的な歩行者ナビにもなるため、紙の地図を片手に歩くよりもむしろ安心して街歩きが楽しめる。
一方、ナビタイムの「Journey Pro」は駅の始点と終点を指定すると、地下鉄の最適な乗り換えルートと発車時刻、所要時間などを教えてくれるというもの。駅の指定は文字による駅名入力のほか、路線図上から駅をタッチすることでもできる。ロンドンは東京に負けず劣らず地下鉄が発達しており、ロンドン交通局が発行する交通ICカード「Oyster Card」を買えば、日本と同様に“タッチ&ゴー”で地下鉄に乗れる。Journey ProとOyster Cardを組み合わせれば、安価かつ気軽にロンドン市街を移動できるのだ。ロンドン名物といえばダブルデッカー(2階建てバス)と独自デザインのロンドンタクシーだが、地下鉄による散策もとても便利で楽しい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング