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日経平均 | 9358.78円 | △198.80円 |
売買高 | 17億8427万株 | − |
日経平均先物 | 9360円 | △190円 |
売買代金 | 1兆3832億円 | − |
TOPIX | 816.33 | △13.21 |
値上がり銘柄 | 1367銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 349.27 | △2.95 |
値下がり銘柄 | 189銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1144.47円 | △0.09円 |
変わらず | 96銘柄 | − |
騰落レシオ | 75.90% | △6.51% |
米国FOMC、中間選挙も終わったが反応しきれず、大幅高だが上値も限定
米FOMC(公開市場委員会)や中間選挙が終わり、為替も円高一服となったことから買い先行となりました。追加の金融緩和もほぼ予想通りとなったのですが、ドルの買い戻しも見られ、円高一服となったことが好感されて買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も買い越しと伝えられたこともあり、寄り付きの買いが一巡した後も先物主導で上値追いとなる場面もあるなど指数は大幅高、堅調な展開となりました。
後場に入ると前場以上にドルの上値が重く、再び円高に振れたこともあり、上値の重い展開となりました、さらに円高が進むとの見方も少なくなり、値持ちも良かったのですが、逆に円高の材料出尽くしが期待された割には円安に振れないことも嫌気されて、積極的に買い上がる動きも見られませんでした。値ごろ感からの買いや自社株買いを発表した銘柄などには買いも入るのですが、一方で利益確定売りや手仕舞い売りも多く、指数が大幅高売買高も出来ている割には物色対象も絞り切れず、盛り上がりに欠ける展開でした。
小型銘柄も上値の重い冴えない動きのものも多く、先物主導で主力銘柄が大幅高となるなかで、東証マザーズ指数は堅調という水準に過ぎず、日経ジャスダック平均は小幅安となりました。先物は朝方からヘッジ売りの買戻しも交えてまとまった買いが散発的に見られ、指数を押し上げる場面もありました。ただ、前場中ごろからはまとまった買いも少なく、上げ幅縮小となる場面では目先筋のまとまった買戻しも見られるのですが、方向感のない展開となりました。
米国のイベントが終わり、円高懸念も払拭されるかと思われましたが、思ったほど円安に振れませんでした。円高懸念が払拭されるほどの円安と言うことでもないので、ドルの買戻しも限られ、円高に振れてしまうものだから円高懸念が払拭されない、と言うような状況で、好決算銘柄なども最後まで買い切れないということのようです。週末の米雇用統計などが好転すれば当面米国での金融緩和がないと見て、円売りが嵩んで円安に振れるということなのかもしれません。日銀の金融政策決定会合で画期的な緩和策が見られれば米国動向に関係なく、円安、株高が一気に進むことになるのでしょう。
一気に雲の上限まで戻りましたが遅行線が雲や日々線を意識して上値が重く、日々線も基準線を意識して雲の上限に上値を押さえられました。RSIは下げ足りないものの上値余地もあり、ストキャスティックスは底値圏からの反発であり、遅行線が日々線に上値を押さえられる可能性はありますが、雲を抜けて雲のサポートを確認しながら、あるいは薄い雲の中で底堅い強含みの展開が続くのではないかと思います。
ようやく転換線水準まで戻りました。まだ売られ過ぎの修正という程度ですが、基準線を意識する水準まで戻す場面も見られ、今度は転換線のサポートを確認しながら基準線の水準までの戻りとなりそうです。RSIは下げ足りないのですが上昇に転じた感もあり、ストキャスティックスは底値圏からの反発となり、強含みの展開が続くものと思います。
転換線を抜けかけて底入れ感も出てきました。ここでしっかりと転換線水準を保てるのかどうかが注目されます。基準線では上値を押さえられそうですが、RSIもストキャスティックスも上値余地があり、逆に言えば基準線までの戻りは期待出来そうです。基準線を抜けると遅行線が日々線を意識する水準、日々線が雲を意識する水準まで戻ることになるのでしょう。
大幅高も円安にならず上値も限定
休日前の引け後に主力衣料品店の10月の既存店売上高を発表、減少幅が小幅に止まり、前年の大幅上昇の反動がなく、販売の底入れ期待が高まって買われ大幅高となりました。
休日前の引け後に2011年3月期の連結利益見通しを市場予想をしたまわる水準で据え置いたことが嫌気されて売られ、大幅安となりました。下期の業績懸念が強く見切り売りも嵩みました。
DRAMの減産が新聞で報道され、嫌気する売りに押されて売り気配から始まりましたが、寄り付いた後は値ごろ感からの買いや買戻しを急ぐ動きから買われて大幅高となりました。
10月の既存店売上高がブーツなど秋冬物が好調で14.9%のプラスとなったことが好感されて、買われ大幅高となりました。販売減少傾向が再び増加傾向に転換したとの見方もあり大きな上昇となりました。
米国での10月の新車販売で大手自動車メーカーの中で唯一の前年割れとなりましたが、為替が円高一服となったことや決算発表を前に買戻しも入り堅調となりました。
大幅安となり、年初来安値更新となりました。2011年3月期の連結利益見通しを従来予想から大幅に下方修正、市場予想も大きく下回ったことが嫌気されて売られ、大きな下げとなりました。
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