それでは、「How(検討アプローチ)」はどのようにすればうまくいくのだろうか?
それは「できるだけ具体的に成功への道筋がイメージできている」という点に尽きる。もちろん、これは検討結果のイメージではなく、みんなが活発に意見を交わしている情景など、検討過程のイメージである。そもそも、検討結果をイメージできる(答えを知っている)のであれば、検討する必要はない。
もちろん、イメージ通りの展開にならず イメージからそれてしまうことがほとんどである。しかし、少なくとも自分なりのイメージを持っていること、「こんな検討テーマを振ったら、こんな意見やあんな意見が出るだろうな」と具体的なイメージができていることが重要なのである。「こんな検討テーマを振ったら、どんな意見が出るのだろう? 当日 楽しみだ!」ではNGである。十中八九、当日何も意見が出ないといったありさまになるのがオチである。(赤秀有為)
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