年をとると、健康に不安が出てくるもの。何らかの病気にかかって、病院に通っている人も多いだろう。
アメリカンホーム保険とアイシェアの共同調査によると、30〜50代の男女のうち「持病や慢性的な体調不良がある」という人は52.6%と半数を超えていた。持病を持っている割合は男性(47.6%)より女性(59.6%)の方が高く、年代が上になるほど高くなっていた(30代49.9%、40代53.8%、50代60.6%)。
「ある」と答えた人に「現在の持病や慢性的な体調不良は何ですか?」と尋ねたところ、「肩こり」(59.1%)と「腰痛」(48.6%)の割合がそれぞれ5割前後に達していた。以下、「頭痛・神経痛」が24.2%、「胃痛」が11.1%、「高血圧」が9.9%、「脂質異常症(高脂血症)」が8.9%、「ヘルニア」が7.5%、「気管支喘息」が5.6%で続いた。
年代別に見ると、「肩こり」「頭痛・神経痛」「胃痛」の割合は年代が下になるほど高くなり、「高血圧」「脂質異常症」の割合は年代が上になるほど高くなっていた。
肉体的な疲労だけでなく、精神的なストレスから病気になることもよくあるもの。仕事の嫌なストレスを発散している人に「どのように発散していますか?」と聞くと、「よく眠る」(47.6%)「趣味に没頭する」(46.5%)「好きなものを食べる」(44.0%)が上位だった。
男女別に見ると、男性では「お酒を飲む」の割合が高く、女性では「好きなものを食べる」「恋人・配偶者に話す」「友人に話す」の割合が高くなっていた。
インターネットによる調査で、対象は30〜50代の男女3479人(男性58.4%、女性41.6%)。調査期間は10月26日と27日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング