年始に立てた目標は実現できましたか?

» 2010年12月15日 12時28分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 上海万博やワールドカップといった国際的なイベントが開催されたり、iPadが発売されたりするなど、さまざまなことがあった2010年。個人的にはどんな年だと思っている人が多いのだろうか。

 GABAの調査によると、2010年はどんな1年だったか漢字1字で表現してもらうと、トップは「忙」で6.7%。以下、「苦」が4.9%、「変」が3.9%、「楽」が3.3%、「疲」が3.2%で続いた。

 一方、2011年はどんな1年になるかについても聞くと、トップは「楽」で8.0%。GABAでは「比較的明るいイメージの単語が上位に挙げられ、忙しかった1年から楽しい1年へとポジティブな期待をしている人が多いことがうかがえる」とコメントしている。

2010年をイメージした漢字(出典:GABA)

年始に立てた目標、半数は実現

 「1年の計は元旦にあり」という言葉もあるが、年初に立てた目標は実現できたのだろうか。「2010年の最初に立てた目標」を聞くと、最も多かったのは「貯金」で23.2%。以下、「ダイエット」が18.6%、「男子・女子としての魅力アップ」が16.7%、「資格を取得」が13.9%、「就職・転職」が12.5%で続いた。「目標は立てなかった」という人も21.6%いるようだ。

 年代別に見ると、「貯金」の割合は下の年代ほど高くなり(40代18.0%、30代20.8%、20代33.6%、10代20.4%)、「目標は立てなかった」の割合は上の年代ほど高くなる傾向にあった(10代10.4%、20代14.0%、30代30.0%、40代32.0%)。

 ちなみに年始に立てた目標のうち、実現された目標は全体の19.5%。実現しそうな目標の26.9%も合わせると、半数近くの目標は達成されそうであるようだ。

 インターネットによる調査で、対象は15〜49歳の男女1000人(男性500人、女性500人)。調査期間は11月3日から5日。

2010年の最初に立てた目標(出典:GABA)

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