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日経平均 | 10345.11円 | △70.59円 |
売買高 | 18億7745万株 | − |
売買代金 | 1兆3126億0500万円 | − |
値上がり銘柄 | 1145銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 376銘柄 | − |
騰落レシオ | 110.17% | ▼0.16% |
大幅下落の反動から買い先行となるも買い上がる手掛かりに乏しく上値の重い展開
週末の米国市場はまちまちとなり、為替も落ち着いているものの、動きは少なく、先週末の大幅下落の反動から買い先行となったものの上値の重い展開となりました。寄り付きの買いが一巡した後は目先筋の手仕舞い売りもあって上げ幅縮小となりましたが、底堅さも見られ、底堅さが見られると買いj戻しも入って値持ちの良い展開となりました。それでも、積極的に買い上がる材料もなく、物色対象に広がりも見られないなかで指数の上値も限定的となりました。
後場も冴えない展開が続きました。朝方伝えられる外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が売り越しと伝えられたこともあって、外国人の持高調整の売りがまだ続くのではないかとの懸念も根強く、上値の重さを確認しては手仕舞い売りに押されると言うような展開となりました。本日も持高調整の売り買いが多いようで、ちょっとした材料や特に材料のないなかで大きく売られるものがみられ、逆に買われていなかったもの、売られていたものが買戻しも交えて堅調となると言う展開でした。
小型銘柄も反発となるものが多く見られ総じて堅調となりましたが、先週末の下落の割には戻りも鈍くなりました。まだ持高調整の売りが続くのではないかと疑心暗鬼となっており、最後まで買い切れず、売りそびれたと思っていたものが戻ったことで売り直している向きも多いのだと思います。先物はもまとまった売り買いは前場のうちは見られ、買戻しを急ぐ動きで指数を押し上げる場面もありましたが、後場に入るとまとまった売り買いも散発的に見られる程度で指数を動かす要因とはなりませんでした。
先週末の大幅下落の反動ということで堅調となりましたが上値の重い展開となりました。ハイテク銘柄や自動車株が為替の落ち着きもあって堅調となりましたが、まだ持高調整の売り買いも多いのか、同じ業種でも高安まちまちとなるケースも多く、指数に方向感が見られると言うよりは下値固めと言う雰囲気です。調整局面には変わりないのでしょうが、昨年のように2月中旬まで調整が続くのか、今月、あるいは今週いっぱいで終わるのか、はたまた、一昨年のように3月までずれ込んでしまうのか、業績や金融政策次第と言うことになるのかもしれません。
底堅さは見られたもののRSIも下げ足りず、戻りも限定的となりました。それでも遅行線が日々線にサポートされ、ストキャスティックスも底値圏にあることから上値を基準線に押さえられてしまうのかも知れませんが、遅行線が日々線にサポートされて、底堅い展開は続くものと思います。
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