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日経平均 | 10431.36円 | ▼26.00円 |
売買高 | 19億9661万株 | − |
売買代金 | 1兆4525億1000万円 | − |
値上がり銘柄 | 743銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 781銘柄 | − |
騰落レシオ | 120.04% | ▼1.13% |
前日の大幅高の反動もあって軟調だが好決算に反応するものもあって底堅く、方向感なく小動き
米国株は方向感は見られず、為替も大きな動きはなかったことから前日の大幅下落の反動もあって売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も株数ベースでは売り越しながらも金額ベースでは買い越しとなるなど売り買いの材料にならず、決算動向も好決算も芳しくない決算も入り混じっており、指数は小動きとなりました。好決算に反応するものも見られましたが、芳しくない決算への反応が敏感であり、大きく下落するものも見られました。
後場も方向感のない展開となりました。手仕舞い売りが嵩んで前場の安値を割り込む場面もあったのですが、昼休み時間や後場に入ってから好決算を発表するものなども見られ、一方的に売り急ぐようなこともなく、底堅い展開となりました。底堅さが確認されて好決算に敏感に反応するものが見られたものの、決算発表後に手仕舞い売りに押された銘柄などを買い直す動きは見られず、戻りも鈍く、指数は最後まで方向感が見られませんでした。
小型銘柄も軟調なものが多く、上がったものが売られると言う状況でしたが、売り急ぐ動きはここでも見られず、東証マザーズ指数は大幅下落となったものの日経ジャスダック平均はほぼ横ばい、ジャスダックTOP20は小幅安にとどまりました。先物はまとまった売り買いはほとんど見られず、方向感がありませんでした。まとまった売り買いがないから方向感が見られず、方向感が見られないからまとまった売り買いもないと言うことなのだと思います。
決算発表には反応しているのですが、エジプト騒乱の収束が見られないことから物色対象も広がらず、好決算を発表したにもかかわらず売られた銘柄などにも買い直しの動きも見られず、指数に方向感が見られませんでした。米国景気の回復が本物なのかどうか、本物であればドル安が進むことがないとの見方も出来、週末の雇用統計などを見極めたいということなのだと思います。新興国景気の拡大がどこまで波及しているのかが注目されます。
昨日の値幅を抜けずに小動きとなり「孕み足」となりました。基準線はしっかりと抜けており、強含みと思われます。RSIもストキャスティックスも上昇となって、昨日の値動きを上に抜ける可能性もありそうです。10300円台後半を割り込むと10200円前後まで下落、10500円を抜けると10600円前後まで上昇ということになりそうです。
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