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日経平均 | 10605.65円 | ▼12.18円 |
売買高 | 20億7545万株 | − |
売買代金 | 1兆5550億5100万円 | − |
値上がり銘柄 | 872銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 606銘柄 | − |
騰落レシオ | 119.52% | ▼0.79% |
3連休を控えて持高調整の売り買いが中心で指数に方向感は見られず
米国市場はまちまち、為替もユーロは堅調となったものの対米ドルでは動きはなく、寄り付き前に発表された機械受注が予想を下回ったこともあり、売り先行となりました。オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む売りもあり、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も売り越しと伝えられたのですが目先筋が買い向かう動きもあり、軟調とはなったものの底堅い展開となりました。持高調整の買戻しも内需株を中心に見られ、底堅さを確認して買戻しを急ぐ動きなどもあり堅調となる場面もありました。
後場も持高調整の売り買いが中心で指数に方向感のない展開となりました。3連休を控えた週末ということで、持高調整の売り買いやヘッジ売りは出るものの好決算を発表した銘柄でも積極的に買い上がる動きは限られ、これまで買われていたものが売られ、売られていたものが買われるような展開で指数は小動きとなりました。同じ業種の中でも売り買いまちまち、好決算を発表しながらも売られると言うように、目先の需給での動きが中心となっていたものと思います。
小型銘柄も方向感のない展開となりました。SNS(ソーシャルネットワークサービス)関連や再編に絡むような銘柄に買われるものも見られましたが、主力銘柄ほど空売りの買戻しが入らず軟調となるものが目立ちました。東証マザーズ指数とジャスダックTOP20は軟調、日経ジャスダック平均は小幅高となりました。先物も来週からのシステム変更、取引時間変更を懸念して朝方は手仕舞いの売り買いも見られたのですが、持高調整一巡後は閑散小動きとなりました。
3連休を控えていることや3月末決算のファンドの「45日ルール」、来週日銀の金融政策決定会合を控えていること、連休明けから日経平均先物の取引システムや取引時間が変更になることもあって持高調整の売り買いが多かったものと思います。好決算を発表しながらも売られたものや、特に材料がないなかでここのところ買われていたと言うだけで売られてしまうもの、逆に買われていなかったということや売られていたと言う理由だけで買われるものなど、掴み所のないような動きでもあり指数に動きはなかったものと思います。10500円〜600円の節目を抜け切れず、節目での底堅さを確認するような相場が続くのだと思います。
高値で「包み足」の後軟調となったことで、調整となりそうです。ただ、遅行線が日々線にサポートされて底堅さは見られるものと思います。RSIは上昇となり上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの調整となり、底堅いが上値も重いようなもみ合いとなって来るのではないかと思います。
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