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日経平均 | 10526.76円 | △74.05円 |
売買高 | 21億4364万株 | − |
売買代金 | 1兆5718億9500万円 | − |
値上がり銘柄 | 1178銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 356銘柄 | − |
騰落レシオ | 102.41% | △8.98% |
米国株はまちまちだが底堅さが見られたことで週末の手仕舞いの買戻しも入って堅調
米国株は底堅さも見られたのですがまちまちとなり、為替も円高となったことで、売り先行となるかと思われましたが、売り飽き気分もあって週末の手仕舞いの買い戻しが入り堅調となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が大幅売り越しと伝えられたこともあり、買い戻しが一巡となった後は上値も重くなりましたが、売られすぎの反動から押し目買いなどで堅調となるものも多く、指数も堅調な展開となりました。
後場も相変わらず持高調整の売り買いが中心で指数に方向感は見られませんでしたが、前場高値値水準まで戻り堅調な地合いが続きました。同じ業種で特に材料も見られないなかで高安まちまちとなるなど方向感が見られず、物色対象も絞れず、指数は方向感のない動きが続きました。引き続き目先の需給振らされているということですが、中東での騒乱が広がり、実際に原油の供給に問題が出てくるようなことがければ底堅い展開となってくるのではないかと思います。
小型銘柄も堅調なものが多く見られ、好材料に飛びつくように大きく上昇するものも見られました。それでも買戻しが入らない分さえない動きが続いているものも多く、東証マザーズ指数は大幅高となったのですが、日経ジャスダック平均とジャスダックTOP20は堅調となりました。先物は前場は持高調整のまとまった売り買いも見られましたが大きく方向感が出ることもなく、後場も最後は買戻しも入りましたが、散発的な買戻しやヘッジ売りは見られるもののまとまった売り買いは少なく方向感のない展開となりました。
原油価格の高騰が懸念されている割には日本市場では原油価格の動きに直接資源・エネルギー株が影響されることが少ないように思われます。海外では原油価格に連動して石油株などが動いているのですが、日本ではほとんど連動性も見られません。いわゆる「メジャー」を言われないまでもいくつかの油田での権益をもっており、原油価格の上昇が収益拡大に結びつく商社などもあるのですが、反応は鈍いようです。そういうことを考えると足元の相場動向も、中東問題などといわれていますが、単に持高調整などの需給要因だけで動いているのかもしれません。
雲にサポートされながら基準線に上値を押さえられています。ストキャスティックスは底値圏にあり、反発も期待されるのですが、RSIはまだ下落が続いており、まだ上値の重い展開が続きそうです。遅行線が日々線にサポートされながら底堅いながらも上値の重い展開となりそうです。
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