面白いと思った特集や連載を、まとめて読みたいと思ったことはありませんか? 「まとめ読み!誠 PDF」は、注目を集めた特集や連載を、まとめて読めるPDFファイルに再編集。1度ダウンロードすれば、気になる記事をいつでも読むことができます。
以下、「広告主をダマし続けていいのか? これからの『SPA!』のあり方」(2009年5月29日)の冒頭部分を再掲します。「まとめ読み!誠 PDF」をダウンロードすると、『週刊プレイボーイ』『週刊大衆』の編集長が語った記事を読むことができます。
元木昌彦(司会):『SPA+!』の渡部超さんは8代目の編集長。昔は「サブカルチャー雑誌」という言い方をされていたが、最近の『SPA!』は随分と変わってきた。例えば「ホームレスの(新)快適ライフに密着」といった記事があったり、読者層も変わってきているのかもしれない。渡部編集長には最近の『SPA!』の状況などをうかがいたい。
渡部超:『SPA!』は週刊誌の中でも、いわゆる“周辺部”にいる。よく「ニッチな週刊誌」と呼ばれるが、内容証明郵便は年に1.5本くらい届く。また届いた内容証明郵便の内容はメチャメチャひどい。
今、抱えている裁判を紹介する。それは……ある外国人ジャーナリストが、とある外国人特派員の方を実名で「CIAのスパイだ」といった内容を書くという。その記事は「公共性がないので止めましょう」と何度も言ってきた。しかしその外国人ジャーナリストは怒り出したので「じゃあスパイくらいならいいか」と思って、書いてもらったら……インドから訴えられた(会場内笑い)。
裁判で「CIAのスパイであることを立証しろ!」と言われたが、そんなこと立証できるわけないじゃないですか(笑)。我々の方は「CIAのスパイ(と書いたことは)名誉棄損に相当することですか」「かっこいいじゃないですか」と反論した(会場内笑い)。とまあ、裁判といってもこんな類のものが多い。
社会的意義があったりするようなものではなくて、本当に“うかつ”な裁判……。なのでメディア規制などについて、僕に話せる資格はない。(続きは「まとめ読み!誠 PDF」で)
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