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日経平均 | 10586.02円 | △93.64円 |
売買高 | 18億6674万株 | − |
売買代金 | 1兆3112億9900万円 | − |
値上がり銘柄 | 1268銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 262銘柄 | − |
騰落レシオ | 111.62% | △9.09% |
前日の大幅下落の反動や米国株高を受けて堅調な展開
米国株が堅調となり、ユーロが高く、米ドルも落ち着いた動きとなったことに加え、昨日の大幅下落の反動もあって買い先行となりました。それでも中東情勢がいっこうに解決に向かわないことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が金額では買い越しながらも株数は売り越しと伝えられたこともあり、寄り付きの買いが一巡となった後は上値の重い展開となりました。ただ、上値の重さが見られるからといって売り急ぐこともなく、堅調となりました。
後場は今日は先物にまとまった買いが見られる番で一段高となる場面もありました。ただ、目先筋の買いは入るものの腰の据わった買いが見られるわけでもなく、特に材料も見られないなかで上値も限定的となりました。商社株が資源高効果も期待されて高く、機械株も堅調でしたが、特に材料もないなかで目先の持高調整の売り買いに振らされる銘柄も多く、売られすぎの修正は見られ、指数も堅調ではあるのですが方向感に乏しい印象となりました。
小型銘柄は主力銘柄の方向感が見えにくいなかで値動きの良さを好感して幕間つなぎ的に買われるものも見られ、東証マザーズ指数は大幅高、日経ジャスダック平均は上値も重いのですが堅調となり、ジャスダックTOP20も堅調となりました。先物は「鯨幕」ということでもないのでしょうが、一昨日はまとまった買いが入り、昨日はまとまった売り、そして今日もまとまった買いが期待されていただけに売りよりは買いに敏感に反応し、指数を押し上げる場面も見られました。
大きな流れを見るとまだ上昇トレンドが続いていると言うことなのでしょうが、目先の需給に振らされながら右往左往する動きとなっています。経済指標などへの反応よりも目先の値動きや需給に反応して、上がれば下がり下がれば上がるような展開になっています。あくまでも目先の持高調整、季節的な問題と割り切って、インフレ懸念が強まるなかで景気の回復、拡大が続くものとして対処して良いと思います。
基準線に絡みながら小動きとなりました。しっかりと遅行線が日々線にサポートされており、堅調な地合いが続くと思います。昨日の値幅の範囲で動いており、昨日の高値を上に抜ければ再度戻りを試すことになるのでしょうし、逆に安値を割り込むと雲のサポートを確認するような展開となって来るのだと思います。
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